借金を最大1,000万円抱えていた話や、突発性難聴で苦しんだ過去などを赤裸々に語り話題になったタレントのGENKINGが27日、自身のインスタグラムを更新し、2017年に性別適合手術を受けてから2年が経過したことを報告し、「SANAに生まれ変わって2回目の誕生日」と話しました。
昨年GENKINGは、番組のインタビューに応じてテレビでこれまで発言していた”ユニセックス”(中性的)は偽りであったことを明かし、2017年5月、タイで6時間におよぶ性別適合手術を受け、男性から女性に変わったことを報告しました。同年7月に戸籍上で女性と認められ、同年8月に戸籍上の「本名変更」が認められ、元輝(げんき)から沙奈(さな)になったことを公表しました。
物心ついた頃から性別に違和感があったというGENKINGは、インタビューで幼少時代の差別的な言葉による”いじめ”にあったことなどにも触れており、つらい日々を変えてくれたのがファッションだったと明かしました。その後”美男子”スタイルを確立し、見事芸能界入りを果たし大人気となりました。
しかし、ブレイクするとともに、ウソをつき続ける日々に心に限界がきていたと話し、まさにブレイクした頃の2016年ホルモン治療を開始したといいます。体形や胸が変化することで”女性に戻る喜び”を感じたといい、手術を決断したそうです。「テレビに出なくなったとか、消えたとか言われた時期があって、事務所から仕事の依頼とか全部断っていた」と話し「本当は”女の子に戻る”手術をしていた期間」と説明し、タイでの手術について明かしました。
そして今回、GENKINGは今月26日夜の投稿で、歌手の美川憲一との2ショットをアップし、「明日で沙奈2歳 SANAに生まれ変わって2回目の誕生日!!もう2年なんて早いよね」と報告。つづけて、「そんな今日は、大好きな美川さんとご飯 たまに連絡くれたり、気にかけてくれて本当に優しくて会うといつもパワー貰える」と美川への思いをつづり、「久々に会うと、お互いの複雑な色のネイルの色が全く同じだったり、洋服もお互い全身黒だったり 前回の食事もそうだったけど、縁を感じる大先輩!!美川さんいつも有難うございます」と感謝の言葉を述べました。
この投稿に対し、ネットからは「沙奈さん2歳おめでとう」「さなさんは、きっと生まれたときからさなさんに向けて突き進んできたんだね!」「素敵な大先輩にお祝いされて嬉しそうなさなちゃんがとっても可愛いです」など祝福の声が多く届きました。