「 週刊文春デジタル 」で8月27日、活動を再開したNGT48メンバーの保護者を集めた説明会での 音声データ を公開。そこで明らかになったのは運営会社AKSトップ・吉成夏子社長の衝撃発言でした。暴行事件を告発した元メンバーの山口真帆さん(23)が、実は犯人たちと「もともと繋がっていた」とした吉成氏の説明に業界は揺れているのです。
原因は本人
保護者会の直後から「さすがにマズイ」と関係者はザワついていました。AKSは犯人を相手取って民事訴訟を起こしている真っ最中にも関わらず、裁判に関わる内容を公然と開示したので、問題視されるのも当たり前です。しかし、再出発したAKSの新体制は、吉成氏のイエスマンや現場経験のない人間たちで固められていて、心配の声が上に届かないようです。
記者やファンは吉成社長に説明を求める声をあげていますが、保護者会でも説明しているように吉成社長は会見をやる気などさらさらない様子。山口さんが会見中に批判ツイートをしたことで、世間から集中砲火を浴びた今年3月の松村匠元取締役の釈明会見がトラウマとなっているようなのです。
音声公開により山口さんに対し、保護者会で吉成氏が発言した“犯人グループとの繋がり”について事実確認を求めたところ、山口さんは新事務所を通じて、「そのような事実はございません」と回答しました。AKSにも聞いてみましたが、期日内に回答はなかったそうです。
そして新たに明らかになったのが、吉成氏のさらなる”暴露発言”です。決して表舞台には出てこない吉成氏ですが、実は保護者会の数日前、現役のNGT全メンバーの前でも説明会を行い、さらに踏み込んだ発言をしていたのです。
あくまで『犯人側の主張』だと断った上で、吉成氏は事件発生の経緯についても触れました。「なぜ事件が起きてしまったのか。それは、事件前から犯人の男性と繋がっていた山口さんが、あることが原因で男性と不仲になり、無視するようになった。連絡をとれなくなった男性が、直接話そうと山口さんの部屋を突然訪れた。そのために事件は起こった。」吉成氏はそう説明しました。多くのメンバーは吉成氏の言葉にうなずき、納得している様子だったとか。この新たな“暴露発言”について、AKSにあらためて事実確認を求めましたが、これも期日までに回答は得られなかったようです。point 325 | 1
新証拠公開
これら2つの「吉成発言」について、9月7日(土)21時放送のネット番組「 直撃!週刊文春ライブ 」で、山口さんと犯人の間でいったい何が起きたのか、真相を知る重要な手掛かりとなる、“新証拠”の公開を予定しているそうです。真実を話しているのは一体どちらなんでしょうか。