米ノースカロライナ州の動物保護施設が「世界最悪の猫」と紹介していたメス猫の里親が決まり、温かい家庭に引き取られたそうです。
里親募集の広告に「世界最悪の猫」として紹介され…
この猫、「パーディタ」は 先月、同州ミッチェル郡の動物保護施設がフェイスブックに里親募集の広告を掲載し、「世界最悪の猫」として紹介。「病気なのかと思っていたら、ただの嫌なヤツだった」と 形容されていました。
同施設は 過去にもこうした包み隠さない表現で、気難しいペットたちの 里親を見つけることに成功してきたということです。
「(彼女の性格を)際立たせて ユーモアたっぷりに紹介すれば、性格が合う人に 里親になってもらえると思った 」。同施設代表のアンバー・ローリーさんは そのように 打ち明けました。
この作戦がうまくいったからなのでしょうか?
パーディタを引き取りたいという 申し込みは殺到して、なんと175件を超えたそうです。
この中から テネシー州のカップルが 里親に選ばれたそうです。
里親になったカップルは、この猫の名を「ノエル」に変更しました。保護施設のフェイスブックによれば、「 万が一、パーディタという名前が 彼女の怒りの原因だった場合のために。(私たちはそのことを責めたりはしません)」という理由だったといいます。
同施設によると、パーディタ改め ノエルの嫌いなものは 「ピンク色、子猫(元気が良すぎて吐き気がする)、犬、子ども、ディクシー・チックス、ディズニー映画、クリスマス、それにハグ」だとか。
うちも 最悪猫を飼っているというコメントが…
このニュースに対しては、うちも 最悪猫を飼っているというコメントも いくつか 寄せられていたようで 興味深いものがありました。
《 我が家の猫は、人間、同居猫、テレビの中の動物、大きな音や声が嫌いです。気に入らない餌は必ず吐く、トイレは1日3回そうじをしないとそこら中にします。甘えるなんて事は今まで一度もなくシャーとは鳴くがニャーとは鳴かない。現在24歳。この子は本当に猫なのか、、、うちの子も最悪です 》
《 うちのコもペットショップ最悪の仔でした。6カ月と大きくて「抱かせて欲しい」と伝え、店員さんがケージ裏(こちらからは見えない)に行ったら、『ガシャーン、バタバタ、あっち!!』と騒音後、タオルでグルグル巻きで出てきました。
この性格がパートナーが見付からなかった理由らしく、9割引きにワクチンや血統書は無料。10年経過しても、未だに抱かれるのは大嫌い。それでもかけがえのないパートナーです。気が向いたときの、ゴロゴロすりすりが愛おしい… 》
猫との出会いも一期一会なんですね…
この最悪猫のノエルも 新しい家庭では、施設で言い渡された 恐怖からも 解放されて 大切に育てられることを祈りたいものです。