3月22日放送の「サンデー・ジャポン」（TBS系）にお笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえさんが出演。政府が検討中とされる国民1人当たり一律10万円の現金支給案について「使い道がない」と言及。しかし、この発言を巡って批判が殺到しているようです！
政府は新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、緊急経済対策として国民への現金給付案の実施に向けて動いているとされています。
この件についてくわばたさんは、「今、コロナで家から出るなって言われてて使い道が無いんですよ、結局。貯金に回っちゃったら意味がないと思う」と話し、自粛ムードが蔓延する状態での現金支給はあまり効果を発揮しないのではと示しました。
くわばたさんは3児の母親でもあるわけですから、休校の影響で子供の在宅時間が増えることによる食費や光熱費の増加など、様々な煽りを受けていそうなのですが…。
今回支給される可能性のある10万円という現金は、そもそも家計に壊滅的なダメージを受けた国民の生活や命を救う為の措置。本当に差し迫った状況の中で生きる人たちからすれば、“外出しないから使い道がない”という発想にはならないはず。
“使い道がない”とコメントできるくわばたさんのような立場の人の為ではないとも考えられます。
庶民とはかけ離れたくわばたさんの経済感覚については以下のような批判が集中しています。
『10万貰っても使い道がない？国民は収入が減ってるんだよ。アンタは困ってないかもしれないが、世界を見ろ！不快だ！』
『そもそも何の為に支給が必要なのか理解してない』
『庶民派ママタレぶっても所詮芸能人。遊ぶ金に回す余裕なんか庶民にはないから』
『庶民には光熱費、家賃と外出しなくても発生する毎月の支払いがあるんだが。』
外出した出先で消費活動をすることは、経済を活性化させるとても重要なアクションではありますが、今は、仕事をやむおえず休まなくてはならず収入が減り、家賃や公共料金の支払いすらもままならない家庭を救おうという段階。
とりわけ飲食の業界では今回の新型コロナウイルスによる経済的ダメージは大きく、すでに店をたたむ決断を下さなければならなくなったケースも頻発している状況…。
くわばたさんはそのような一般の層の気持ちを代弁することはできなかったということでしょう。また今回の「貯金に回すくらいなら意味がない」という発言は、コメントする立場として違った環境に置かれている人を想像する力が不足していたかもしれません…。