ナイトクラブを訪れたが、ボディガードによって強制的に尿バッグを切り取られた彼女は、病院へ駆け付けました。
英国の日刊デイリーメールでは、過去、ナイトクラブのボディガードによって、尿バッグを破られるという彼女の衝撃的なエピソードを掲載しました。
米国テキサス州出身の当時30歳だった彼女・ニクウェシャデイビス(NeQueshia Davis)は、2008年にクローン病の診断を受けました。
クローン病とは、主に小腸と大腸の免疫システム以上に発症し、炎症や腹痛、血便、多くの合併症まで引き起こす可能性があるといわれている非常に危険な疾患です。
これまでにも計8回ほどの手術を受けた彼女は、尿バッグを腹部にぶら下げたまま生活しなければなりませんでした。
彼女はこれによって身体的苦痛に加えて、さらに自分の体を外に晒せないというコンプレックスやストレスに満ちてしまいますが、常に前向きな姿勢で余裕を持ちながら、自分の生活を送ろうと努力しました。
しかし、彼女を知らない人々の視線はいつも冷たかったと言います。冷たい視線を感じたまま、彼女は生活し続けたとのこと…
そんな中、彼女に悲しい出来事が起きてしまいます。
クラブへ行った彼女は、ここで時間を過ごしている最中に、突然現れたボディガードによって制裁を受けたというです。
ボディガードは彼女の腹部の尿バッグを指し、「この袋の中に入っているものは何か」と尋ねたと言います。
突然の質問に戸惑い慌てた彼女は自分の病歴を説明し、「腹部に尿バッグをつけている」と説明しました。
しかし、ボディガードは彼女が物を盗んだと思い込んでしまい、その尿バッグを強く引っ張ったのです!
その引っ張られた勢いで、結局彼女の体につけていた尿バッグはそのまま敗れてしまいました。
羞恥心を感じた彼女はすぐさまクラブを出て、病院へ駆けつけました。
その後、彼女は自分と同じ病気を患っている人々に共感と力を与えようと、当時の状況や心境を公開しました。
彼女はこう語っています…
「まだまだ私には苦しいこともたくさんあるが、生きていることに毎回感謝している」とし、「もし私みたいな病気を持っている人は、ポジティブな気持ちで病気と闘ってほしい」という想いを綴っていました。