東京都は2月21日、新型コロナウイルスの感染が東京都内でも広がっていることを受け、
東京都が主催する大規模なイベントについて、
22日~3月15日までの3週間は屋内の大規模イベントを延期か中止すると発表しました。
この発表により、ネット上では様々な意見が寄せられています。
東京都は21日、新型コロナウイルスの対策会議を開き、
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置として、
24日に約2万人の来場を見込んでいたパラリンピックスポーツの普及イベント
「ビヨンド・スタジアム2020」などが延期・中止の対象となると発表しました。
ただ、学校の入試や卒業式、資格試験といった延期が難しい行事については、
アルコール消毒液を用意するなどの対策を徹底するとのことで、
小池百合子知事は会議で「感染拡大を防止する重要な局面だ。都民にもご理解いただきたい」と述べました。
3月1日の東京マラソンは、一般ランナー約3万8000人の出走取り消しが決まっています。
一方、東京都の対策会議では、感染者の治療にあたっている医師が医療現場の現状を説明しました。
医師によると、クルーズ船の感染者に加え、市中で感染した患者も増えてきていることから、
感染症病床の収容能力は上限にきていて、
「新たな集団感染が発生した場合は、かなり厳しい」と指摘しました。
そのため、軽症の人は一般の医療機関で治療するなど、
分業体制を早期に進めてほしいと要望しました。
感染拡大の影響を受けてようやく…の対策となったようですね。
ネット上ではこんな意見が寄せられてます。
「オリンピックの開催不可が現実味を帯びてきて、ようやく本腰を入れた対応になってきたか。これでも厳しいとは思うけど、感染拡大を遅らせる一定の効果はあるはず。国民の生命と健康を全力で守ると言いながら、何も決められない政府よりはよっぽどいい。」
「まず間違いなくこれで感染拡大が防げるわけではないが、東京都の方が少なくとも封じ込めのために何かやろうとしているだけ、厚労省よりよっぽどなんとか封じ込めようとしているように見える。
願わくば休校などもう一歩踏み込んでほしい。」
「3週間で済めばいいのだが、感染状況によって更なる延長もあり得るだろう。十分な対策とは言えないが、春節前の実質スルーな水際対策と同様に、イベント中止を明示しなかった国よりもいく分マシだと思う。」
などのコメントが寄せられていました。