慢性的な肩こり・腰痛の原因のひとつは、筋肉が凝り固まって、血行が悪くなることです。そこで、ストレッチで体をほぐして血行をよくしなければならないのに、首を「ポキポキ」鳴らしてしまう方は、案外多いです。
首周りの筋肉が硬くなると、動かしたときに関節がこすれて音が鳴ります。首を鳴らし続けると、ますます筋肉が硬くなり肩こりの原因になることもあるので注意することが必要だが…
このような習慣が、私たちの体に致命的な影響を与える可能性があるという事例が、実は報告されるようになり、関心を集めています。
以前、オンラインメディアのワールド・オブ・バズは、アメリカのオクラホマ州に住んでいるある男性のジョシュ・ハーダー(Josh Hader)が首を「ポキポキ」鳴らしていた結果、左半分の全身麻痺という恐ろしい診断結果を聞くことになったと報道しました。
当時、ジョシュは首こりがひどくて、ストレッチをしようと首を「ポキポキ」と鳴らしていました。そして、そのすぐあとのことでした…
彼は自分の左上半身が麻痺していることに気付き、慌てて処置をしようとしました。
アイスパックを持ってきたジョシュだったが、間もなく左足まで麻痺し始め、その後は倒れてしまい、意識を失ってしまいました。
救急車で病院に運ばれたジョシュは、「中風の症状だ」という診断を受けたことが分かりました。
ジョシュを診察した医師によると、「首に力を与える過程で、頭蓋骨と首の骨につながる頸動脈が破れた」、「神経が損傷されて、二重視と麻痺の症状が現れた」と説明した。
それからジョシュは、病院で4日間の治療を受けて退院をしたことが分かりました。
しかし、体の一部は何の感覚も感じられなくなった上、止まらないしゃっくりによる呼吸不安定の症状にも苦しんでいることが分かりました。
ジョシュと同じことを経験しないために、首のストレッチをするときは、ゆっくりと体を動かす必要があり、決して激しく首を鳴らしてはいけないと医師が話しています。
ネットでは…
「どんだけ激しく鳴らしたんだよ!!!」
「怖い!首鳴らすのやめます。」
「確かに首鳴らすと気持ちいいけどこれはさすがに怖いな」
「もうこれから一生、麻痺と呼吸不安定は治らないんですか?」
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