今月12月18日、東京都渋谷区のヨシモトホールで行われたのは、『よしもと男前ブサイクランキング2019』の結果発表。そこで発表された今年のブサイク1位はあのアインシュタインの稲田さん。今年はブレイクとなった稲田さんですが、そんな彼がグランプリに輝き語った内容がかっこいいと話題になっています。
『よしもと男前ブサイクランキング』とは、吉本興業に所属しているタレントからその名の通り男前なタレントと、『ブサイク』なタレントを投票で決めるという企画。今年は令和に変わった年ということもあり、「令和最初の “男前芸人”と“ブサイク芸人”は誰だ!?」というキャッチコピーで、4年ぶりに企画が復活したのです!point 208 | 1
そんな中、今回栄えある令和初の『ブサイク1位』に選ばれたのは、アインシュタインのボケ担当である稲田直樹さん。16万票超えでなんとも華麗な圧勝だった稲田さんは、コメントを求められると、「みんなザコばっかり。まとめてかかって来い」と余裕の表情をみせていました。いなちゃん大好き!笑
しかし、閉会式で再びコメントを求められた稲田さんは、真剣な表情になり以下のように答えました。
「えっとですね、これは特に取り上げてほしい言葉なんですが、僕はプロです。プロのブスです。だから何をいわれても大丈夫ですが、間違っても一般の人に『アインシュタインの稲田に似てるな』とかは絶対にいわないでください。」
さらに、「特に女の子!冗談でもいうのは絶対にやめてあげてください。気を付けて!言葉のナイフです。」と話したのです。さらに最後には自分のアゴを触って「これがナイフとなります」としっかり笑いをとった稲田さんですが、これはとってもかっこいい発言ですよね。
つまり、お笑いタレントが容姿をネタにして『いじり』をするのと、その『いじり』を芸人でもない一般人にするのは、全く意味が違うということなんですよね。稲田さんはおそらくこのような間違った『ブスいじり』を一般人がマネし、誰かが傷付くことを心配してこのように話されたのでしょう。
この稲田さんの発言には、「稲ちゃんこそ真のイケメン。ノリで他人を傷付ける人よりずっとかっこいいです。」「『プロのブス』に行きつくまでに悲しいことがあったからこそ、いえるセリフな気がします。」「ブサイクランキング自体にモヤモヤしてたけど、稲ちゃんの言葉に救われた。本当にかっこいいよ。」と多くのコメントが届きました。