8月29日、「太川蛭子の旅バラ」（テレビ東京系）で「北海道横断！太川蛭子のバス旅2019第4弾」として、ローカル路線バス乗り継ぎの旅が放送されましたた。これまでの1泊2日から2泊3日にパワーアップ、3時間スペシャルということでファンの注目を集めたのですが、思わぬ所が注目を集め、ファンを騒然とさせています。
話題になっているのはバス内でのワンシーン。2日目の朝、美唄駅前から滝川駅前へと向かうバスの車内でのことです。太川陽介さんがコンビニチェーン「セイコーマート」の店舗を見つけると、同放送回のマドンナ役として出演していた生駒里奈さんは「行きたいなぁ。どこかにないかな」と話します。太川陽介さんが「特別なもの売ってるの？」と、たずねると生駒里奈さんは「いや、北海道にしかないコンビニで（※テロップで「本州にも少ないがお店はある」と訂正）、お弁当とかも自社工場で作っていておいしそうなんです」と答えました。
ですが、太川陽介さんは向かう先の旭川でラーメンを食べたいと提案し、コンビニ弁当はやめようと生駒案を否定しました。これに生駒里奈さんは「えっ！？」と驚愕し「北海道限定だからいいかなと（思って）」とポツリ。そんな彼女に太川陽介さんはしつこく「昼ごはんはセイコーマートのお弁当？」と問い正します。とまどう生駒里奈さんに「だからコンビニ弁当とラーメンだったらどっちを取る？って」と問い詰めたのです。
まるで尋問するかのようにきつい態度で「だからどっちを取るの？」と追い打ちをかける太川陽介さん。結局、生駒里奈さんは「ラーメンですかね。セイコーマートはチェーン店があると思うから」と譲歩しました。
しょんぼりしながら生駒里奈さんは「まず目的地に向かうのが優先なので」とセイコーマートを断念した理由と話すと、太川陽介さんは「いや、そりゃそうだよ」と即答しました。わかってるんだよと言わんばかりの態度で、最後に大きくひとつため息をついたのです。
これには蛭子能収も大弱り。ナレーションでは「何この空気、大丈夫なの」と行く先を心配する声まで飛び出したのだです。
「太川が蛭子に対して激怒したことはこれまで何度もありましたが、マドンナにキレたのは初めてではないでしょうか。あんな太川はバス旅だけでなく、『旅バラ』の他の企画でも見たことがありません」と、テレビ誌ライターは言います。
なぜ太川陽介さんは生駒里奈さんに対してこれほど怒ったのでしょうか。理由はいくつか考えられます。今回の旅は札幌をスタートし、初日に旭川まで行くことを目標としていましたが、はるか手前でバスがなくなり終了。遅々として進まない状況に太川陽介さんはイライラを募らせていました。
「もうひとつは蛭子に対するジェラシーです。このシーンの前に、生駒が蛭子のさくらんぼ柄のシャツを『かわいい』とほめまくっていたんです。さらにスニーカー柄の帽子も絶賛。蛭子はまんざらでもない様子でした。それが太川にはおもしろくなかったのではないでしょうか」と、テレビ誌ライターは言います。
旭川に到着すると、太川陽介さんは待ち時間にラーメンを食べようとします。しかし、有名ラーメン店には行列があり、バスの時間に間に合わなくなるため断念。結局、セイコーマートのお弁当を食べました。ですが、この時も太川陽介さんはお弁当に難色を示し、近くのそば店に行こうと提案しました。蛭子能収さんと生駒里奈さんがお弁当がいいと提案すると、「30分あればそばがたべられたのに」「（2人は）食べ物にこだわりがなさすぎるんじゃねーの」と不満をぶちまけたのです。しぶしぶお弁当を選ぶシーンでは蛭子能収さんに「顔が怖い」と呆れられる始末です。
「太川はただ単にコンビニ弁当がイヤだったのかもしれません。ですが、実際にセイコーマートの焼き鳥を食べると『うまいね』とほめていました。セイコーマートは多くの店舗に厨房があり、店員が調理しています。他の大手コンビニとは違い、おいしいごはんが食べられると評判なんです。太川はそれを知らず、よくあるコンビニ弁当だと思っていたのではないでしょうか」と、テレビ誌ライターは言います。
生駒里奈さん目当てで視聴した乃木坂ファンからは「60歳のおっさんがここまでネチネチしてるのは気持ち悪い」「これがマドンナに対する扱いかよ」「ゲストを立ててあげることはできないの?」「そばが食べたいなら最初からぐだぐだ言ってないで黙ってそば屋行けよ」「軽いモラハラだな」などの非難が殺到しました。
リーダーらしからぬ言動を見せた太川陽介さん。なんとか目標時間内に目的地の網走に到着し、ロケは成功ということで幕を閉じていますが、それだけ、今回の旅が厳しいものだったということでしょう。