1990年代後半にthe brilliant green(通称:ブリグリ)のボーカルとしてデビューしたシンガー・川瀬智子さんは、ブリグリの第一期活動終了後にソロプロジェクト「トミーフェブラリー」の活動でも活躍しました。この記事では、川瀬さん、そしてトミーフェブラリーの活動の軌跡を辿ります。
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川瀬智子とは?
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川瀬智子さん(1975年生まれ)は、京都出身の女性シンガーです。高校卒業後にバンド活動をしていたところ、その歌声や容姿がのちにグループを結成することになる2人の男性の目に留まり、the brilliant greenが結成されました。そして、1997年にメジャーデビューしたのち、1998年春に発売した「There will be love there」が大ヒットしてブレイクしました。その後は出す曲出す曲が大ヒットしてトップアーティストの仲間入りをしたほか、川瀬さんはファッションリーダーとして同世代のELT持田さんと共に若い女性達が夢中になるカリスマ的存在へとなっていきました。point 285 | 1
グループが活動休止となり、ソロ活動がスタート
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しかし、人気絶頂の中、1度グループは2000年末を持って活動休止期間(充電期間)に入りました。そんな中、川瀬さんは本名ではなく、自身の誕生日を由来とする「トミーフェブラリー(Tommy February6)」というアーティスト名・プロジェクト名でソロ活動を開始しました。すると、やはりカリスマ的存在である川瀬さんの活動にファンは食いつき、ソロ活動のほうでもヒットを連発するようになりました。ちなみに、このトミーフェブラリーの作風はブリグリのバンドサウンドとは対照的に、演奏の先に特にバンドメンバーが必要ないユーロビート系の打ち込みサウンドを特徴としています。川瀬さんの風貌的にはブリグリの時とは違ってメガネをかけて歌うことを特徴としています。そして、ファッションリーダーである彼女がメガネをおしゃれに使いこなしたことは当時大きな話題となり、メガネのファッションアイテム化にいち早くから貢献してきました。point 489 | 1
トミーヘヴンリーとしても並行して活動
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2001年にソロプロジェクトを成功させたのち、ブリグリは2002年に活動を再開しますが、年末に再び活動休止となりました。そして、2003年から川瀬さんは再びソロ活動を再開し、トミーフェブラリー名義でCMソングとなった「ジュテームジュテーム」を大ヒットさせました。その後、7月からはトミーフェブラリーとは対照的なハードロック系のバンドサウンドを特徴としたトミーヘヴンリーとしての活動も並行してスタートさせ、現在でも2つのソロプロジェクトが続いています。point 311 | 1
川瀬智子の現在とは?
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川瀬智子さんは現在、2つのソロプロジェクトのほか、the brilliant greenも再始動し、3つの活動を掛け持っています。また、新人歌手のプロデュース業などでも活躍しています。ただし、自身の活動ではここ数年はCDリリースがないため、ファンの間では3つの活動のいずれかの新作発売が待ち望まれています。