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脳科学者「茂木健一郎」が全芸人を敵に回した失言とは


茂木健一郎は脳科学者として企業の研究所に勤務する研究員で、マスメディアへの露出によって非常に有名になった人物です。アハ体験や1回性の人生といったインパクトのある言葉を用い、大衆に脳科学の研究や有用性を認知させたのです。近年はタレントとしての活動も増えてきており、知識人としてだけではなく芸能人としても知られる存在になっています。


写真:オルタナS

 

茂木健一郎


写真:東洋経済オンライン

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その茂木健一郎は、科学者としての一般的なイメージとは異なり、かなり自由奔放な発言や行動をする人物としても知られています。2009年には4億円にものぼる所得の申告漏れがあることを報道されて謝罪したり、インターネットで意見を発信できるSNSアプリにおいては、自身に否定的なユーザーに対して卑劣なイナゴという表現を使うほどの強烈な意見を表明することもありました。

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「日本の芸人は終わっている」


写真:Naverまとめ

さらに、最近の話題になっているのが同じくSNSによる日本の芸人は終わっているという発言です。茂木健一郎はSNSにおいて、トランプ大統領に対する意見や政治的な主張をするアメリカのコメディアンに対し、日本のお笑い芸人は芸能界の上下関係や先輩に逆らえない雰囲気を考慮した笑いばかりで権力者への批判を笑いに変える芸がない、ということや日本でメジャーだったり大御所だと言われている芸人は国際水準からはかけ離れていて終わっているという趣旨の発言をしたのです。point 304 | 1

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日本の芸人たちの意見は?


写真:スポーツ報知

この発言に対して、日本の芸人たちは一斉に非難を浴びせました。大御所と言われる存在であるダウンタウンの松本人志は、茂木さん自身に笑いのセンスが全くないからそのように言われても腹が立たないという意見を出し、爆笑問題の太田光はお笑いを勝手に定義していることや世界基準という表現を使っていることにいらだちがあるという意見を表明しています。

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謝罪する茂木健一郎


写真:エンタメウィーク

この件について、茂木健一郎はもともと脳科学者としても否定的な意見が多い人物であったことから、お笑い芸人や芸能関係者だけではなく一般の視聴者やSNSユーザーからも反対意見が続出していました。反対意見が噴出し炎上の対象となった茂木健一郎は、日本のお笑い界へのエールや応援のつもりだったとして謝罪し、その後に出演したバラエティ番組において自身のことを妙な正義感を振りかざす面倒くさい人物だとする分析を行ったうえで、お笑い芸人が自分のSNSを見ているとは知らず、後先を考えずに発言してしまったと述べて、反省の意を示したことで一連の騒動は終結したのです。point 348 | 1

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