10月8日、タレントで実業家の紗栄子さん(34)がインスタグラムを更新。7日夜遅く、千葉県北西部を震源とする最大震度5強の地震が発生した影響で、自身が代表理事を務める社団法人「Think The DAY」で販売している防災セットに注文が殺到していることを明かしました。
紗栄子さんは2019年9月の台風15号の時に、4トントラック15台分の物資を集め2日で現地に届けたことがきっかけに災害対策支援のため「Think The DAY」を設立。
当時のSNSでは「物資は一つのお店で買い占めないようにしましょう」「細かくたくさんの種類を詰めて送るのではなく、同じアイテムをまとめて届けましょう」など細かな注意点とともに現地のニーズを伝え続けました。
同団体では東日本大震災から約10年間の災害支援で培った経験を元に、本当に必要な物を集めた防災セットを発売。
売上は全て災害発生時に必要となる物資の備蓄や、団体の活動費に充てられているそうです。
紗栄子さんは「皆様ここ数日立て続けに起きている地震による影響は大丈夫でしたでしょうか」「@_thinktheday でも昨夜から防災セットの注文が殺到しており、危機感や不安感を募らせている方がたくさんいらっしゃることを痛感しています」とつづっています。
続けて、同団体でも引き続きECサイトにて自宅や車への常備用の防災セット、携帯用ポーチ型の簡易防災セットの販売を行うとし、これを機に防災の点検や見直しを呼びかけています。
また、気象庁は今後1週間程度は同じような揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけているので、防災への準備を引き続き行っていくよう注意もうながしています。
防災意識のさらなる向上を訴えた紗栄子さん。コメント欄には「わかりました!! 見直します! いつも、ありがとうございます!!」「大きい地震が多くて怖いですよね…地震対策しておきましょう」「紗栄子さんの取り組み素晴らしいと思ってます」などの声が寄せられています。
これまでさまざまな社会活動を約10年間続けている紗栄子さんですが、世間の注目を集めるたびに「偽善」「売名」と心ない声があがることも。SNSで500万円を超える寄付を公開した時も、一部で批判を受けたときもありました。
しかし、紗栄子さんは「勉強になりました」と自身の学びと受け止め、ボランティアに注ぐ力を止めませんでした。
なんと言われても人の役に立つことを考えて行動することは誰にでも出来ることではありません。紗栄子さんのように常に人のために活動する姿を多くの人が見習えるよう願いたいものです!
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]