ツイッターにある書店員さんが投稿した、”書店でやめてほしいこと”が話題になっています。「知らない人が多いみたいなので」と書かれた内容はどれも当たり前のことばかり。これは時代による変化なのか分かりませんが、書店員さんの怒りの訴えが注目されています。
まず最初は、「子どもがお菓子を食べた手で本を触る」。透明のビニールでパッキングされているものもありますが、ほとんどはむき出しのまま陳列されています。つまり汚れてしまえば、売り物になりません。また、子どもに限らず大人の中にも「飲料を飲みながら来店」する人がいるそうです。
カップについているしずくが商品に落ちれば、その部分がふやけてしまい、また、誤って飲料を落としてしまえば取り返しのつかないことになります。どんなに気を付けていたとしても、トラブルは起きてしまうものなので、まずは書店を訪れる際は、飲食物は持ち込まないようにするべきでしょう。
そして、現在、スマホの普及に伴い増えているのが『デジタル万引き』の問題です。これは、書籍や雑誌の内容をスマホで撮影し、そのまま購入せずに情報を写し取るというもので、”デジタル万引き”と呼ばれています。しかし実際は、撮影したデータをネット上で公開したり、他者に送ったりする場合を除き、デジタル万引きの違法性は認められないものとされています。point 227 | 1
しかし、店舗によっては独自にスマホでの撮影を厳しく制限していることもあるそうで、その場合、損害賠償請求をされる場合もあるので注意が必要かもしれません。とはいっても、そもそも、書籍や雑誌を購入せずに、必要な情報だけをスマホで撮影する行為はモラルに反しているように思うので、商品として売られている以上、ちゃんと購入するべきなのかなと思います。point 227 | 1
今回書店員さんがあげた内容は、どれも少し考えれば、なぜ「やってはいけないのか」が理解できるものばかりなので、実際に投稿に対しても「書店を利用する上での常識では？」といったコメントも寄せられていましたが、この投稿が注目を集めているということは、それだけ守れていない人が多いことの証拠なのかもしれません・・・point 208 | 1
特に、スマホでの撮影は、現在スマホが普及した世の中で何気なくやってしまう人も多いのかもしれませんが、十分気をつけたいことですね！