お笑いタレントのブルゾンちえみ(29才)さんが、海外挑戦のため、所属事務所と交渉中だということがわかりました。事務所を退社する可能性もあり、そうなれば文字通り不退転の覚悟で挑むことになりそうです。あるお笑い芸人のマネジャーが明かします。
2017年元旦に彗星のごとく現れ『35億』が流行語大賞に…
「ブルゾンさんは、この3月が所属事務所との契約更新のタイミング。更新の有無が話し合われていますが、彼女としては事務所を辞めてでも海外挑戦したいと思っている。それほど海外での仕事に魅力を感じているんです。本気である証拠に、弁護士ともいろいろと相談しているそうですよ」
ブルゾンさんにとっては、念願の海外進出。お笑い番組のテレビ局関係者は「ネタやメイクでもわかるように、彼女は生粋の海外志向。それに、最近は今後の方向性に悩んでいましたから」と話します。
ブルゾンさんは、2017年元旦に彗星のごとく現れました。毎年、新たなお笑いタレントを人気者に化けさせる『ぐるナイ!おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP』に、「ブルゾンちえみwith B」として初出演し、優勝。芸歴わずか2年ながら、インパクト大のネタで瞬く間にスターダムにのし上がりました。その4か月後には連続ドラマで女優デビュー、半年後には『24時間テレビ』のマラソンランナー、年末には『35億』が流行語大賞と、まさに一大ブームを起こした1年となりました。
ただし、反動も大きかったようです。「昨年は露出も減ってきて、本人は芸の幅を広げようと試行錯誤していた」(前出・芸人のマネジャー)という。
渡辺直美さんのように海外でも人気の出るコメディアンに…⁉
行き着いた方向性は、ブルゾンさん自身が好きで憧れる海外進出でした。ブレーク前まで交際していたのは、アルバイト先の同僚のネパール人男性。テレビ番組でも「あの時に冷たい台に乗せたがる」と下ネタまで交えて、うれしそうに振り返っていました。公式ツイッターでも、レオナルド・ディカプリオやウイル・スミスの息子への愛を明かすなど、一貫して外国人男性好きを公言し続けていました。ブログを見ると、海外旅行の様子が写真とともに掲載されていて、海外に憧れを持っていることが伝わってきます。
彼女が目指す芸人の一人に、渡辺直美さんがいます。渡辺さんは昨年4月、本格的にアメリカ・ニューヨークでの生活を開始。日本人で初めて、ファッションブランド「ケイトスペードニューヨーク」のグローバルアンバサダーに就任するなど、海外での知名度も上がってきています。
「昨年後半、ブルゾンさんは『やっぱり私は、渡辺直美さんのように海外でも人気の出るコメディアンになりたい』と、周囲に話していたそうです。彼女と一緒に舞台にあがっているwith B(ブリリアン)の2人にももちろん相談していました。この3月でブリリアンも解散しますが、もう3人で舞台に上がることはないようです」(前出・芸人のマネジャー)
「あ~女に生まれてよかった!」──次は、ニューヨークやハリウッドのど真ん中で、このフレーズを叫ぶ瞬間を思い描いて準備をしているのでしょうか…。