最近、新型コロナウイルスやインフルエンザ、そして花粉症などの影響で 店頭からマスクの売り切れが続出していますが…。普段は手を出さない 黒色のマスクを 仕方なく 購入したという人も少なくないのではないでしょうか?
仕方なく 「黒マスク」を買ってはみたけど…
白色のマスクとは違って、ファッション志向のイメージがある黒マスク。おもに若者が着用している姿を見かけるのですが、スタンダードな白色のマスクが売り切れているせいか? 中年の人々が着用している姿も見かけることが多くなってきたようです。
しかし、やはり「マスク=白色」というイメージが強い人も多いのでしょうか…。ネット上では、売り切れなどから 仕方なく黒マスクを買ったという ユーザーから「絶望的に似合わない」「仕方なく買ったけどヤンキーみたいになった」と不満の声があがっているようです。中には「正直ダサいかも…」「買ったけど苦手」といった声も見られました。
「黒マスク」を初着用してみて どう感じたのか?
売り切れによって「初めて黒マスクを購入した」というAさん(30代男性)に話を聞いてみると…。
「そもそも服装も黒がメインで、毛量も多くメガネも黒縁。全身黒になってしまう恐怖感があった」と話します。やはり黒マスクのイメージに抵抗があったようです。
黒マスクを手にとったときは「なんだか 厨二っぽくて恥ずかしくて つけていけるか心配だった」と感じたようです。
装着感はいたって「一般的なマスクと一緒」だとしながらも、黒色のせいか飼っている猫の抜け毛がかなり目立つようで、「1日1回、貼りついた猫の毛をはがしています」とのこと。また、「万が一、鼻水が垂れちゃっても問題なさそう」とメリットも話しました。
「黒マスク」への周囲の視線は気になるのか?
黒マスクに抵抗がある人の意見として、「周囲からの視線が気になる」という理由があるようですが…。
「多分、影のあるアサシンだと思われているはず。『そう、俺はアサシンだ。目で相手を殺し、口元は出さない……』というのは嘘で、やっぱり恥ずかしさはある。社外に出るとき、先方との打ち合わせの際、白マスクがないからと黒をつけていくことがマナー違反なのかどうなのか本当に気になる… 」と Aさんは、コメント。
実際に、ビジネスマナーとしてどうなのか、と感想を漏らす人はネット上でもちらほらと見受けられました。
最初は、着用に抵抗があったという「黒マスク」でしたが、しばらく着用してどのように感じたのでしょうか…?。
「かなり慣れてしまいました」と Aさんはすっかり気にならなくなっていたようです。
「想像以上に他人は自分に注目していませんでした(笑)そんな自信過剰、自意識過剰を生み出すプラス効果がありそう」と話してくれたのでした。
今回の売り切れ騒動を経て 「黒マスク」を購入した人の中には、Aさんのように「すっかり慣れた」という人も 少なくないかもしれませんね。思わぬところで「黒マスク」のイメージ向上にも つながったのかもしれないことでしょう…。