2012年に衆議院総選挙に当選し、美人すぎる国会議員として話題になった元衆議院議員の金子恵美さんが、最近テレビでの活躍の幅を広げ、どんどんタレント化してきているといいます。それに伴い、金子さんの国会復帰は完全に諦めたのかと思いきや、そうではないようです。以前、自身の子供を保育所に送り迎えする際に、公用車を使用したことで問題となっていましたが、実はその時、新潟4区とは別の選挙区か比例で公認してもらえないか根回しをしていたという噂が立っています。
金子恵美さんといえば、2012年の第46回衆議院議員総選挙に自民党公認で新潟4区から出馬し初当選を果たしました。しかし、同期で夫の自民党衆議院議員だった宮崎謙介さんが、16年2月に金子さんが妊娠中だったにも関わらず、女性タレントとの“ゲス不倫”が報じられてしまい、その責任から議員辞職することとなりました。その後、2人は離婚するかに思われましたが、不倫騒動をともに乗り越え絆が深まったと語っていて、夫婦漫才のように2人揃ってバラエティ番組に出演しては円満ぶりをアピールしていました。
しかし、今度は金子さんが公用車で自分の子供を議員会館内の保育所へ送迎していたことが報じられて、17年の総選挙で落選してしまいます。この騒動をキッカケに暫く活動を自粛するかに思えましたが、金子夫妻は最近またやけに、メディアでの露出が増えているのだとか。
「“ゲス不倫”夫を従えて、バラエティで自虐的な笑いを取っていましたが、さすがにそれだけでは飽きられてしまう。ここへ来て再び出演が増えているのは、丸山穂高議員の失言問題がきっかけでしょう。丸山議員は自民党ではなく日本維新の会でしたが、金子さんと同期。それで一緒に酒を飲んだことがあるということで、いかに彼の酒癖が悪いかコメントできる立場にあったからですよ。さらに、立憲民主党の山尾志桜里議員が国会に無届けでアメリカへ渡航していた問題でも、夫の不倫問題の時に厳しく批判された意趣返しのように2人揃ってコメントしていました。」と民法プロデューサーは話していて、元国会議員のキャリアを活かしてコメンテーターの立ち位置を狙っているのかもしれません。
さらに、「こうしたことが重なり、夫婦揃って、もしくは1人で、『サンデー・ジャポン』(TBS)や『バイキング』(フジテレビ)、『ゴゴスマ~GOGO! Smile!』(CBC/TBS)、『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日)などに出演しています。特に金子さんは、NGもほとんどないし、討論番組で難しいテーマについても語れるし、旦那の不倫問題も話せる。なによりミス日本関東代表(03年)に選ばれたほどの美人ですからね、いろいろと重宝されているわけです」(民法プロデューサー)
このように、着々とテレビでの”マルチタレント”キャラを確立しているようです。さらに、彼女はコメンテーターのみならず、以前放送の「有吉反省会」(日本テレビ)では、服は1週間同じものを着続けていて、匂うときもあるという真面目なイメージからかけ離れた汚ギャルもびっくりの生活習慣を披露していました。そんなプライベートのことも赤裸々に暴露してしまう金子さん。ここまで来れば、他のタレントよりも面白いと評価されているのも納得してしまいます。
今まさにブレーク中の金子さんですが、以前に放送された「北海道へGO! 大満喫! 極上オトナ女子の旅」(読売テレビ)では、局アナと共に北海道を巡って、入浴シーンまで披露したそうです。
「さすがに全国放送だったら問題にされていたかもしれません。なにせ地元新潟では、彼女のタレント活動は非常に評判が悪く、古参の後援会員がタレント活動を辞めるよう申し入れたこともあったそうです。彼女は落選した後、県連の呼びかけにも応じず地元に帰ることもしなかった。おかげで彼女が務めていた選挙区支部長は、いまだに後任が決まらない有様です。地元の月潟村長や新潟市議を務めた父の金子由征さんも亡くなったので、彼女には後ろ盾もなくなった。もはや新潟で彼女が勝てる可能性は低いが、本人は政界復帰を諦めていないようです。」と最近の活躍の裏には政界復帰を企む思惑があると政治部記者は話しています。
さらに続けて、「最近まで、かつて問題になった保育所への送り迎えのついでに、派閥の長である二階俊博・党幹事長やナンバー2の河村建夫議員の元に日参し、別の選挙区か比例で公認してもらえないか根回しをしていたそうです。もっとも、お二人とも辟易としていたようですけど」と呆れたように政治部記者は話しました。果たして、金子さんのテレビでの活躍は、次の選挙へ向けて計画されたものなのでしょうか??
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