カラ―をしているけれど色を落ち着かせたい、また就活を行うために、目的は色々ですが黒染めをしたい方はまず知っておきたいことがあります。黒だから市販の黒染めを使っても一緒でしょ、美容院で施術をすると高いし、通うの面倒と感じて自分で行う方もいます。しかし、色々なリスクがあります。
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市販の黒染め液は、元の髪の毛の色がどんな色でも対応できるように作られています。3原色の「青」「赤」「黄色」の色素がたっぷり入っているということです。しかし、市販のものはこの青だけが抜けやすいという特徴があります。そのため、髪の毛はどんどん赤くなる傾向があります。美容院では、色が抜けていったときに、赤っぽくならないようにしたいということを伝えればうまく調整してもらうことができます。
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また、薬剤の強さとしても、どんな人が使っても黒くなるように作られているため、強めに調合されています。黒く見えるため、傷んでないように見えますが、実際にはダメージをかなり受けてしまっています。美容院で使われているものは、お値段も高いのですがダメージを受けにくいように作られていたり、美容成分も入っていたり、同時にトリートメントの施術を受ける事で、ダメージを極力少なくすることができます。
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塗布するときも自分で行うと、器用な人でもムラにならないように塗布するのは至難の業です。濃く染まっていたり、薄く染まっていたり、ムラが出てしまう事で、次にカラーをするときに確実に影響が出てしまいます。もちろん赤く抜けてしまいますし、余計に目立ってしまうということがあります。美容院で行う際には、二人一組で行うこともありますし、根元の部分は体温が伝わりやすく、比較的早く染まったりしますので、そのことも考えながら塗布していってくれますし、むらにならないようにきちんと薬をつけてくれますので、均一に染めることができます。
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たしかに自分で行う時よりも、美容院で黒染めをするのは料金もかかりますし、通わなければならないという面倒くささはあるかもしれません。しかし、それだけの価値があると言っても良いでしょう。失敗しない黒染めをしたいという場合には、やはり美容院での黒染めをするほうがおすすめです。髪の毛へのダメージも少なくて済みますし、その後の髪の毛の状態も全然違ってきます。安さは魅力的ではありますが、コストパフォーマンスのことだけを考えて、安易に黒染めをセルフではしない方が良いでしょう。