幸せの象徴…
最愛の人と一生を共にすることを誓い伴侶となる契りを交わす結婚。家族や親戚、多くの友人達に祝福され、幸せの絶頂。世界中のどの国でも当然、とてもめでたい事とされています。互いに喜びを分かち合い、笑顔に満ち溢れたその日を境に、誰しもがこの幸せはずっと続くものだと思うはずです。しかし、何十年と連れ添う仲良しの夫婦がいる反面、結婚後幾ばくも月日が経たないうちに離婚という決断をする夫婦もいます。これからご紹介するのは海外で起こった世界でも最速の三つの離婚劇です。
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第3位
エジプト人女性サミーハさん(当時30歳)はアーメッドさん(当時32歳)とお見合いをしましたが、アーメッドさんの性格を十分に知る前に結婚することになったそうです。事の発端は結婚して最初の1週間のことで「お金がもったいないからどこにも出かけたくない」とアーメットさんが話したそうですが特に気に留めませんでした。しかしアーメッドさんの倹約ぶりは尋常ではなかったようで、仕事の前にパンがどれくらい残っているかチェックしたり、サミーハさんがパンを食べようものなら他の物を食べるようにと指示をしました。その倹約ぶりをサミーハさんはサミーハさんの家族に相談しましたが、気にする事もなく「我慢しなさい」と言われ、サミーハさん自身もアーメッドさんがいつか変わってくれるんじゃないかと願ったそうです。point 402 | 1
しかし、遂に事件は起きてしまいました。ある日気分転換のためにアーメッドさんを外出に誘ったサミーハさん。渋々出てきたアーメッドさんと共に外出しましたが、外出先で肉入りのラップサンド「シャワルマ」が食べたいとサミーハさんが言うとアーメッドさんはそれを拒否。それでもサミーハさんがシャワルマをせがむとジュースだけ買ったアーメッドさんは言いました。「俺の財産を目当てにしているのか!」と。サミーハさんはその言葉に納得がいかず2人はこ口論となったが、その最中も「外出なんかしなきゃよかった」「今まで猫をかぶっていたんだろう」とサミーハさんは罵られたそうです。そして遂に限界を感じたサミーハさんは実家に戻り離婚申請を決意しました。結婚後わずか40日での出来事です。相手をよく知るってとても大事ですね。point 400 | 1
第2位
ドバイのあるカップルの花婿は、花嫁になる女性の父親に持参金として10万ディルハム(約297万円)を二回に分けて払う事を約束していました。一回目の5万ディルハム(約148万円)は結婚の契約を交わし署名をした際に裁判所で花嫁の父親に渡しました。残りの半分は裁判所を出た後に渡すことになっていました。
花婿は約束通りに持参金の半分を裁判所内で花嫁の父親に渡しましたが、外に出た途端に「残り半分を今すぐ支払え」とせがんできました。急な要望に花婿は残りの持参金は車内に置いてきたから少し待って欲しいと頼んだそうです。しかし「家族や友達に頼めば払えるはずだ」と花婿に強要。これが花婿の親族や友人たちの目の前で行われたため、花婿は侮辱されたと感じたそうで「あんたの娘なんかいらないよ」と、出たばかりの裁判所に引き返し離婚申請をしたそうです。この時、結婚後わずか15分。百年の恋も冷めるとは正にこの事ですね。point 306 | 1
第1位
クウェートのあるカップルは裁判官の目の前で正式に婚姻の手続きを済ませました。しかし裁判所を出ようとした際、妻がつまずいて転んでしまいました。それを見た夫は妻に対し「愚か者」と侮辱の言葉を放ちました。これに怒った妻は判事に「結婚を白紙にして下さい」と申し出たそうです。結婚後たった3分の出来事です。
このニュースがネット上で拡散されると多くの方が「正しい判断をした」と元妻に対し賛同の声をあげました。またツイッターやニュースを見た人からは「尊敬なしで結婚はうまくいくはずない」「最初からそんな態度をされるなら別れる」「侮辱するような男は暴力を振るいそう」「妻を気遣うことすらせずそんな言葉を言う男なんてその程度」など元旦那に厳しい声が寄せられました。point 236 | 1
結婚も離婚も様々
鼻から離婚したくて結婚する人はいませんが、愛は形のないものなのでとても不確かで脆く儚いもの故に、こうして信じられない速度で消えてしまうこともあるんですね。たとえその人と離婚しても、また違う誰かと愛が生まれ結婚する方が沢山いることもまた事実です。この3組もそれぞれ幸せになってたらいいなと思います。point 217 | 1
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