北京五輪ではメダル獲得など嬉しいニュースが舞い込む一方で、疑惑のジャッジによる不可解な試合が続いています。五輪史上こんなことは初めてでは無いでしょうか。一体どんな話が待っているのか詳しく見ていきましょう。
スーツ規定違反で失格
ジャンプ混合団体で出場した高梨沙羅選手は大ジャンプを決めた後にまさかの失格判定。ジャンプ後の抜き打ち検査で、太腿周りが規定サイズを2cmオーバーしていたことで失格となりました。スーツの寸法は国際スキー連盟によって厳しく規定されており、スーツに余裕があれば空気をためることができると考えられ結果に大きく影響するからだと言われています。このジャンプ競技で10カ国のうち4カ国で規定違反が出ており、ジャッジそのものに不信感を募らせる事態となりました。
これには他国も激怒
ドイツの監督「とんでもなく腹を立てているし、理解できない。」
ノルウェー選手「審査員はまったく異なる方法でスーツを測定した」
といったように他国からも怒りの声が上がっています。悔しい思いをしたのは日本だけでなかったのです。
疑惑のジャッジは他にも
スピードスケート女子1500mに出場した高木菜那選手も悔しさを見せています。いい滑り出しだった序盤も終盤には中国選手と重なるように接触してしまいます。高木選手にレーンの優先権があるにもレーンを入れ替われずに減速し、8位という結果に終わりました。
高木菜那選手は「なぜ譲ってくれなかったのかな。あれはさすがに相手がダメなんじゃないか」と試合後に悔しさをにじませました。
また、スピードスケート・ショートトラック混合リレーや男子1000メートルなどで、中国選手に有利なジャッジが相次いだとして各国から声が上がっています。
SNSからも疑問の声
「なんか、もやもやする」
「不可解なジャッジ多過ぎて見る気失せた」
「なぜこんなに規定違反が出るの」
「おかしい」
北京五輪ではさらなる波乱が巻き起こるのでしょうか。注目が集まります。
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