ここ何年もの間、芸能人による薬物使用が何度も話題になり、謝罪する姿がテレビで取り上げられ、「また薬物か・・・」という一種の慣れのような状況になっていますが、実際に薬物がどんな風に人を変えてしまうのかを知っている人はなかなかいません。ある母親が投稿した息子の薬物使用前後の写真が話題になっています。
以前アメリカで、ある母親が薬物によって変わり果てた姿となってしまった、息子の姿をFacebookに公開しました。母親は、2枚の写真を投稿し、薬物に溺れてしまった息子と彼の7か月前の姿を公開しました。そのまるで別人のような風貌に多くの人が投稿した母親の勇気を称えているようです。
今回投稿したのは、米ミズーリ州ウェンツビルに住むジェニファー・サルフェン-トレーシーさん(Jennifer Salfen-Tracy)。Facebookに投稿した写真が人々を驚かせたのですが、そこには息子のコーディ・ビショップさん(Cody Bishop)が薬物によって代わり果てる前と後の2つの姿がありました。
投稿された2枚の写真は同じ人物であるにもかかわらず、違いが明らかにわかる衝撃的な写真となっています。1枚目はアスリートのようながっしりとした体型と健康的な表情をみせている、当時26歳のコーディさん。しかし、2枚目は薬物によってやせ細り、鬼気迫る表情のまったくべつの彼の姿がありました。
しかもさらに驚くことになんとこの2枚の写真は、撮影時期が7か月間しか変わらないのです。アフターの写真は数十年たったかのように老けているにもかかわらず、たった7ヶ月。わずかな期間で薬物によってここまで変わり果ててしまうというおそろしい事実を、ジェニファーさんは息子のビフォーアフター写真で人々に伝えたかったそうです。多くの人から「息子さんが以前のような姿に戻りますように」と励ましのコメントが集まった。
しかしなんと、コーディさんは、パートナーの女性との間に娘2人をもうけていたそうで、彼のFacebookには、数年前パートナーと一緒に写った幸せそうな姿がありました。現在どうなっているかはわかりませんが、薬物依存は健康で幸せな人から全てを奪うと言っても過言ではないのかもしれません。
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