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ベッキー「人生経験をお芝居に生かせたら…」女優業の幅を広げ?


“女優”ベッキーが 最近、映画やドラマで強い存在感を見せています。デビュー以来、バラエティータレントとしてブレイクするかたわら、女優業も継続的に行ってきましたが、休業を挟み、その役柄は飛躍的に広がりました。

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振り切った演技が大きな話題に…

2019年、白石和彌監督がメガホンをとった『麻雀放浪記2020』で、麻雀クラブのママ・八代ゆきと、AI搭載のアンドロイド・ユキという二役を担い、憑依した芝居は多くの映画関係者や観客に衝撃を与えました。さらにNHKドラマ『これは経費で落ちません!』でも、総務部秘書課に勤める、かなりの性悪女性・有本マリナを好演。振り切った演技は大きな話題となりました。

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麻雀放浪記2020

そして最新作映画『初恋』でも、鬼才・三池崇史監督のもと、ヤクザの構成員である彼氏を殺され復讐の鬼と化す女性・ジュリを熱演。白目をむかんばかりでキレまくり暴力的に敵を追い詰めるさまは圧巻で、これまでのベッキーからは想像できない姿だったといえます。

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「確かに数年前の私だったら、こういった役を任せようとは思ってもらえなかったと思う」と 本人も語ると同時に「とにかく選んでくれた方の期待に応えたいという気持ちが強く『なんでもやります!』というモードに入ってしまう」とテンションが上がるという。

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芝居への向き合い方が変わり役柄の幅が広がった?

「いまは20代のころの“明るく元気なベッキーちゃん”というイメージではないので、逆にこうした振り切った役をいただけるようになったのかなと思います」と こうしたオファーの変化を自己分析します。

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麻雀放浪記2020

「バラエティータレントではありますが、お芝居をすることで、役柄に乗せていろいろな自分の側面も出せる。役をいただけることって、作り手から“こういうベッキーを見せたいんだ”というメッセージに感じられる。すごく大きいことなんだと実感しています」と 続けて語ったベッキー。バラエティでは“ベッキー”自身で勝負することになるが、芝居では自分が経験したことを役に乗せて表現することができるといえます。point 252 | 1

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「お芝居って人生のすべてが助走になるんだと感じます。過去の悲しい出来事やつらいことが学びになるし、人生経験の厚みにもなることで、それがお芝居に活かせるんだと感じます。だからこそ、うれしいこと悲しいこと、失敗したこと……どんなことでも感謝できる。すごく人生に寄り添えるお仕事だなと思います」と笑顔を見せます。

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初恋

「以前はお芝居って悲しいシーンだったら悲しく見せる、怒っているときは、怒っているように見せるものだと思っていたんです」と語ると「いまは役柄に魂が乗り移ったような感じになり、演じたあと身体へのダメージが大きいんです。激しいシーンのあとはお料理ができなくなったり、寝込んでしまったりするんです。三池監督からも『ベッキーは憑依しちゃうから』と言われてしまいました(笑)」。
芝居への向き合い方が変わったことも、役柄の幅が広がった一つの要因かもしれません。point 275 | 1

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生活とのバランスがとれる限り 芝居は続けていきたい

今年3月で36歳を迎えるベッキー。結婚し出産も控えるなど今後は、これまでのライフスタイルとは大きく変わることが想像されます。まだまだどんな生活が待っているのかは「想像つかない」といいますが…
「役をいただくこと=気持ちをいただく、心をいただくことだと思っているので、お話がいただけるのならば、生活とのバランスがとれる限り、お芝居はずっと続けていきたい」と女優業が ベッキーの心の大きな拠り所になっているという。point 233 | 1

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Movie Walker

「向き合い方がより深く濃くなってきています」と女優業について語ったベッキー。本作でマカオ国際映画祭にも参加しました。
「映画はダイレクトに世界に繋がるメディアだと改めて感じました。私の妹が 今 ロサンゼルスに住んでいて、普段なかなかバラエティの仕事は見てもらう機会が少ないのですが、ちょうど妹が住んでいるマンションのすぐ近くで 『初恋』が上映され、作品を観てもらうことができたんです」と興奮気味に語りました。point 261 | 1

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「人生経験のすべてが芝居に反映される」としみじみ語ったベッキー。本作で演じたジュリは、彼女の今後の女優業を大きく左右するぐらい大きな出会いだったと思えるほどインパクト抜群だと言えそうです。