7日、悪性リンパ腫で闘病中のフリーアナウンサー笠井信輔さんが自身のブログを更新しました。
2019年9月にフジテレビを退社、その後フリー転身をした笠井アナ。同年12月18日、悪性リンパ腫に罹患していることを所属事務所を通じて公表しました。そんな笠井アナが今回ブログ内で、病気を告知され、‟妻の前で泣いたのはただ1回”であることを告白し、またその理由を明かしています。
堀ちえみの‟ある発言”に共感
7日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、口腔がん(舌がん)を患い手術をした歌手の堀ちえみさんが出演。手術後初めてテレビで肉声を披露し、闘病やリハビリについて語っていました。
この放送を視聴していた笠井アナ。7日に更新したブログの冒頭で、堀さんの‟ある発言”に共感したと語っています。それは「これで自分の人生終わっても仕方がない」という言葉。
笠井アナも医者から生存率7割と告知されたとき、自身の人生を振り返り「もし病気で死んだとしても悔いはない」と思ったのだそう。しかし、唯一気がかりだったことは、16歳になる三男のことだといいます。
三男との約束
笠井アナは口数の少ない三男から「冬休みは、スキーにつれてって欲しい」と頼まれていたそうです。息子からの希望に嬉しく思っていた矢先、病気が発覚。
家族に病気のことを告白した時、三男から「僕とスキーには行けないの?」との第一声があったと…。
笠井アナは、「告知を受けてから今日まで、妻の前で泣いたのは1回。息子をスキーに連れていけない、とその無念を吐露した時でした」と書きつづっています。
しかし、妻からは「来年、連れて行けばいいのよ!」と何でもない事のような返事が返ってきたそう。その時「死んじゃダメだよな。三男との約束も果たせてないし、自分の人生まあこのあたりかなって自分で決めちゃだめだよな」と、笠井アナは強く思ったと明かしています。
家族のために
堀さんもまた、16歳の娘から「まだお母さんと私、16年しか一緒に住んでないんだよ。これでお母さんの人生が終わっちゃうなんて悲しすぎる」と泣かれたことで、「自分だけの命ではなく、娘のためにも生きなければいけない」と考え直し、手術を受ける選択をしたようです。
笠井アナと堀さんは病気のため、一度自身の人生をあきらめてしまいましたが家族の言葉によって再び生きていく使命を見いだせたようです。
まとめ
家族や三男との約束を果たす為にも、笠井アナの一日も早い回復を願いたいものです!