インドのある美容室が、顧客の要請を誤解し、髪の毛を誤って切ってしまったという理由で、3千万円を賠償することになりました。
今月24日(現地時間)、AFP通信などのメディアによると、インドのニューデリーにある高級ホテルに位置する美容室が最近、国家消費者紛争調停委員会(NCDRC)からアシュナ・ロイに2000万ルビー(約3千200万円)の賠償を命ぜられました。
2018年にロイはこの美容室を訪れ、毛先から約10㎝を切ってほしいと要請しました。この要請を「頭のてっぺん」と誤解した美容室側は、10㎝だけを残して髪を短く切ってしまいました。
ロイは当時、コミュニケーション専門家として働き、時々毛髪製品のモデルとしても活動していたといいます。
美容室とトラブルになったロイは、この事実をNCDRCに知らせました。
NCDRCはロイがヘアスタイルのせいで神経衰弱及びトラウマに悩まされたとし、「短い髪のせいで自信さえ喪失した」と明らかにしました。
トップモデルが夢だったロイは、予定された仕事もできなかったとNCDRC側は説明しています。
これを見たネチズンたちは「いくらモデルでもこの賠償金の額では美容室側に酷すぎる」「切ってる時寝てたの?起きてたら鏡見えるのに?」などと反応しました。
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