2009年に公開され、世界的な大ヒットとなったジェームズ・キャメロン監督の映画作品「アバター」。壮大な世界観と、それを見事に彩る3D映像による美しい映像美が話題になった作品で、劇場で初めて見た3D映画がこの「アバター」であるという方も多いことでしょう。ジェームズ・キャメロン監督はこの「アバター」の前に自身が製作した映画「タイタニック」が全世界で2100億円という公開当時世界一の興行収入を上げていましたが、この「アバター」はそれを上回る2700億円の興行収入を記録しており、この「アバター」はもはや大ヒット作品と言うよりも、社会現象作品とも言える人々の記憶に深く刻まれた映画作品と言えるでしょう。
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そんな映画史にも残る名作「アバター」は未だに根強いファンが多く、当然、続編への期待の声も常に聞かれています。そんな声に応える形で、続編「アバター2」の製作がこの度、発表されました。「アバター2」では、前作の過去の話が描かれると言われています。
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つまり、主人公の海兵隊員ジェイク・サリーが衛星パンドラが異星人ナヴィの意識に入り込んで生活し、やがて地球人を相手にパンドラ星を守るために戦うこととなった、という1作目のストーリーの過去が舞台で、地球人とナヴィとの間になぜ溝が生じてしまったかが描かれます。
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いかにストーリーが前作に繋がっていくのか、パンドラ星や異星人ナヴィのどんな秘密が明らかになるのか、目が離せません。2作目の主人公は海兵隊員のジェイク・サリーで、「ターミネーター4」などで知られる俳優サム・ワーシントンが今回も演じます。
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それだけではありません。ジェームズ・キャメロン監督によれば、この「アバター」シリーズはなんと5作品でひとつのシリーズとなる予定なのだそうです。つまり、2のあとは3、4、5と続編が予定されています。現在のところ、「アバター2」は2020年12月18日、「3」は2021年12年17日、「4」は2024年12月20日、「5」は2025年12月19日に公開が予定されているとのことです。
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何作にも渡る超大作SF作品で、かつ時系列が過去に戻るなどの展開は不朽の名作「スター・ウォーズ」を彷彿とさせるもので、この「アバター」シリーズも映画史に燦然と輝く名作へと成長していくのかもしれません。続編を待ちに待った「アバター」のファンの方にとっては、2025年まで続く続編たちの登場が今から待ち切れませんね。