毒舌と、何者をも恐れぬ態度でお笑い界の頂点を極めたビートたけし(73)さん。舌鋒鋭いブラックジョークは「毒ガス」と畏怖されましたが、いまやその称号は、古希を過ぎて再婚した新しい伴侶に譲られようとしています。
「昔の殿はケンカっぱやくて、しかもボクシングをやっていたから強くて、怖かったですよ。番頭格のそのまんま東さんですら、粗相(そそう)があれば即、ボコボコにされていました。でも、何より軍団員のことを考えてくれていた。僕たちをバカにするような態度をとるヤツがいたら、相手がスポンサーだろうが、テレビ局のお偉いさんだろうが許さなかった。そんな殿がカッコよくて、皆、人生を預けていたんです。ところが、A子さんと出会い、関係が深まるにつれて、軍団員が一番ではなくなってしまった……」と、たけし軍団の軍団員は打ち明けます。point 313 | 1
軍団員たちが「北野ハルマゲドン」と呼ぶ、’18年2月~3月の『オフィス北野』(現・TAP)からの独立劇も、背中を押したのはA子さんだったといいます。
「殿の年収は20億円近くあった。でも、殿はカネに無頓着で自分は月300万円のお小遣いをもらうだけで、残りは事務所と奥さんに渡していたんです。ここに『何もしてないのに、事務所が取りすぎよ』とメスを入れたのがA子さんだったんです。」と、軍団員は続けます。point 255 | 1
新事務所の『T.Nゴン』へ付いていくことが許された軍団員はわずか数名でした。ビートたけしさんと軍団員をつないでいた『オフィス北野』は社長が辞め、マネージャーたちが大量に退職してしまいました。一部の軍団員も去ってしまいました。
「残ったマネージャーは3人前後。営業をかけることも、芸人のケアもままならない状態で、給料の遅配も発生しているそうです。」と、元オフィス北野スタッフは明かします。
新事務所のスタッフも離れてしまいました。
「A子さんが経費削減を進めるなか、衣装さんら古参のスタッフたちが離れていきました。殿の運転手は付き人が務めるのが伝統でしたが、これもなくなった。最後の運転手となった石塚康介がA子さんをパワハラで提訴したからです。『別れ際、あたしに挨拶がなかったね。戻ってこい』『態度が悪いわね、あんた?』などとさんざんイビられたそうで、殿のいる前でA子さんに『てめぇこの野郎、うるせえんだよ!』と激高したんだとか。最後に『いままで大変お世話になりました。今日で辞めます』と殿に頭を下げたそうですが、殿はずっと黙っていたと……」と、元軍団員は証言します。point 423 | 1
前妻との離婚を決めたビートたけしさんは息子にすら、「親父にはついていけない」と愛想(あいそ)を尽かされたといいます。ビートたけしさんが審査委員長を務める『東京スポーツ映画大賞』も中止になりました。
「A子さんの頭の回転が速くて肝っ玉の据(す)わったところに殿は惚(ほ)れている。添い遂げるつもりでしょう。酔うと『みんな、結婚式には来てくれよな』と言うのですが、どれだけの人が集まるか……」と、元軍団員が嘆きます。
A子さんの「毒ガス効果」は相当に強烈のようです。齢70を超えても、稼ぎ続けるビートたけしさん。ギャラ相場は「ゴールデンの番組1本で200万円」だといいます。
このニュースにネット上ではこのような声が上がっています。
・映画に関するスタンスについてだけは不満だし、おめでとうを言いづらい再婚なのも確かだ。けれど、たけしにあらゆる意味で寄生するだけで芸も磨かず独立もせずの軍団にはまるで同情出来ないなあ。むしろ今まで養ってもらってありがとうございます、後は殿のお好きにくらい言うべき立場なんじゃないのか?
・いいんじゃないの やっと自分の人生のためだけに お金使うんだから。軍団の生活まで何十年も背負ってきたんだからさ 新しい奥さんの言ってることも 間違ってないと思うよ。
かなり昔に大森うたえもんが「たけしさんのところにいると自分がダメになる。全部面倒見てくれるから。」と言って所さんのところに移りましたよね。あの時 所さんは全部自分の責任でやらせてくれるから、自分の実力次第だと言ってました。たけしさんは優しすぎて 軍団をダメにしたところがあると私は思う。
・結局男っていつまでも子供で、強そうに見えても実は守ってくれる強い母的存在を求めてしまうもんなんだよ。野村監督、落合、みんなそうだよ。結局、ダークな部分含めて強さ、なんだよな。