写真:fullcontactsport.co.uk
k1では死亡事故は起きたことはないようです。ただ、だからといってk1が安全というわけではありません。とても危険なスポーツといってもいいでしょう。死亡事故が起きていないのは、厳重な管理が行われているからということがいえるかもしれません。レフェリーがそのようなことが無いようにしっかりと見ているということもありますし、セコンドもいます。レフェリーは本人がやるといっても止めることがあるぐらいですから、かなり危険なスポーツであることは間違いありません。point 298 | 1
写真:muscle.iuhu.org
◼︎k1はかなり安全性については考慮されている
k1はかなり安全性については考慮はされています。レフェリーもそうですし、ドクターストップもあり、医師の許可がなければリングに上がることも出来ません。セコンドも付いていますし、選手はある意味ではトップスターですから、負けることはあっても命に係わるようなことが無いようにという事を一番にどこも考えています。そのため勝つ見込みがないとなればかなり早い段階でタオルが投げられるということもあります。セコンドなどのスタッフとしては命にかかわることが起きることが最も避けなければならないことであって、ある意味では勝つことよりも致命傷を負わないことが最大の目的となっているといってもいいでしょう。point 382 | 1
写真:sport.gwar.pl
既にk1という舞台に立っていることでスター選手ということにはなっています。勿論、試合に勝った方がいいことは間違いありませんが、命が本当に危ないというような時にはセコンド側が判断して試合を止めるということもよくあります。しかも、k1はテレビに全て放送されますから、人が亡くなるようなことは絶対に避けなければなりません。運営側としてもそれは最悪の事態ですから、出場する選手の状態などは運営側もケアするようなこともあります。ドクターストップのシステムがあるのもそうした配慮の一端と考えてもいいでしょう。ただ、危険なスポーツであることは間違いありません。point 339 | 1
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◼︎k1では魅せるということに主体が置かれている
k1が命を張った試合という事は間違いありません。ただ、魅せるというショーの要素が大きくなっているということがかなりあります。ある意味ではプロレスに近いところがあるといってもいいかもしれません。ただ、プロレスのように完全にショーになっているというわけではなく、試合そのものは真剣な技と力のぶつかり合いです。けりやパンチは相手を一瞬で脳震盪にして動けなくすることが出来るわけですし、ボディにダメージを受ければ、それだけで動けなくなるほどのダメージを負うことになります。ですが、金的が禁止されていたり、やってはいけないこともいろいろとあるのもk1です。これらは魅せるショーとしての要素も強いからということになります。打撃だけということに絞っているのもショーとして魅せることを意識しているからです。本当にどちらが強いのかを決めるのであれば、何でもありが一番分かりやすい決め方だということになるでしょう。k1はキックからとっている言葉ですが、何でもありではなく打撃のみにしたということからも、これがショーに近いものだということが分かります。打撃は見た目で分かるので派手ですし、人気が出やすいわけです。これに対して、掴んだり決めたりする技は地味で見ていてあまり分からないので、これを捨てたわけです。だからといって打撃が安全ではありませんが、そうしたことも考えられるということです。point 668 | 1
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◼︎まとめ
k1では今のところ死亡事故は起きてはいません。それは、厳重な管理の下で試合が行われていて、死亡事故のようなものが起きないようにするという配慮がなされていることが考えられます。さらには、ショーの要素が多くなっているので、そこまでいくまでに試合を終わらせるということもセコンド側の判断で出来るようにもなっています。見た目には派手ですが、何でもありというわけではないので、その分危険度は下げてあるということになるかもしれません。point 279 | 1