時は1980年代。 日本の将棋界に一人の少女が新星のように浮かびました。 その名前は林葉直子。
5歳の時に将棋に入門、小学校5年生の時にはすでにプロ入団を提案され、6年生になると本格的な将棋棋士としての活動を始めました。 最年少「女流将棋王」を受賞し、華やかに女王として君臨した彼女は、10連覇を達成する気炎を吐きました。
しかし、困難はありました。 女流棋士だったので、対局料は1回あたり2万円、それも多くて2回程度だったそうです。 一般人とのイベント大国も5万円前後。 似たようなキャリアの男性技師たちは同じ大国で4000万円もらっていたのですが。
しかし、彼女には実力だけがあるのではありませんでした。 その驚くべき腕前に加え、美貌まで取り揃えた彼女は数多くの広告を渉猟しました。 1件あたり500万円の広告ギャラをもらってマスコミなどで連日取り上げる林葉はまさに将棋界の女王でした。
そんな彼女の人生が奈落の底に落ちたのは、林葉が30歳になる年、先輩棋士との不倫が発覚されたことです。
広告も外部活動も難しくなった彼女が選んだのは最悪の選択肢でした。 それがまさにヌード集、それも水位がすごく高いヌード写真集を発刊することにしたのです。
800万円をもらったこの写真集は空前のヒットを記録しました。 これに鼓舞された彼女は、再びヌード集を発売しましたが、無惨にも失敗しました。
切歯腐心した彼女は、またヌード集を撮ることにして胸を整形しました。 その金額は200万円。 お腹よりおへそが大きくなるようでしたが、もう将棋に戻れなくなった彼女は切迫していました。
彼女が必死だったもう一つの理由は父親のせいでした。 幼い頃からすべての収益を父親に任せていた彼女は、成人した後、自分の通帳の残高に驚愕しました。
一銭も残っていなかったのはもちろん、むしろ約1億円にも及ぶ借金を抱えていたのです。 結局、06年に個人破産申請を出した林葉。 それでいて彼女の不幸はこれで止まらなかったのです。
2014年、体調を崩し病院を訪れた林葉は衝撃的な結果を聞きます。 病名は肝硬変。 長生きしてこそ1年余りということでした。 ある程度健康を回復した後、林葉さんはある番組とのインタビューで「自分が犯した不倫で夢を見捨てた後、相次ぐ不幸で毎日お酒なしでは眠ることができなかった」とし「妊婦のようにお腹が膨らみ、足が紫色になるまであった」と打ち明けた。point 311 | 1
現在、お酒はもちろん塩分も控えながら徹底的に健康管理をしているという林葉は、自身が出演する番組の放映を前に「私の若い頃、綺麗だった頃を知っている方は、ぜひ私の出る番組を観てほしい」と語り、「もし病気を患っていたり悪い思いをしている方がいたら、病気を克服した私のエネルギーを受け取って、前向きに回復してほしい」と感想を語りました。point 219 | 1
彼女の人生は本当に山あり谷ありでしたね。これからはいいことだらけの人生になって欲しいです！