6月6日に開催された「共同通信きさらぎ会」の講演における日本銀行の総裁・黒田東彦氏の発言に国民から非難が殺到しています。これは様々なメディアに取り上げられました。その発言とは黒田総裁は経済がコロナ禍から回復途上にあるということを理由に「金融引き締めを行う状況には全くない」と述べました。
また商品などの値上げが相次いでいることには「コロナ禍の行動制限による強制貯蓄が関係して家計が値上げを受け入れている間に、良好なマクロ経済環境をできるだけ維持し、賃金の本格上昇につなげていけるかが当面のポイントだ」と私見と交えて発言したのです。
現在日本では原油をはじめ、生活に関わるものが続々と値上げされている中、小麦製品は7月から再びパンやパスタなどが値上げされます。
ロシアのウクライナ侵攻や円安といった要因が加わり、値上げの波は今後も続いていくことが予想されます。しかし国民の給料は上がっておらず、生活に困窮する人はますます増えていくと言います。
ネットでは「は?????」「誰が受け入れてんだよ!!! 強制されてるんやろが!!!」「日銀総裁さん。手取月給20万円で1年間生活してみてから言ってくれない?」と言った怒りの声が上がっています。
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