生まれてくる赤ちゃんの「名前」ーー
我が子が一生お付き合いしていくものだからこそ、赤ちゃんの名付けには気合が入りますよね。
お腹の赤ちゃんを想う気持ちは、パパママの顔です。
毎年、名前には人気の名前が出てくるものです。
子育て世代なら一度は聴いたことのある「たまひよ」では、2005年から毎年赤ちゃんの名前に関する調査「たまひよ名前ランキング」を発表。
今年も2019年1月~2019年9月に生まれた新生児17万1,111人を対象に、名前や名前の読み方、漢字などについての調査を行った結果が発表されました。
そこで今回の記事では、【2019年最新版】「最新の人気名前ランキング」のダイジェストを紹介いたします。
、、、とのその前に!!!
2018年の赤ちゃんの名前ランキングもちらっとご紹介します!
2018年度の赤ちゃんの名前ランキング(全体)
【男の子】
1位:蓮(れん)
2位:大翔(ひろと)
3位:陽翔(はると)
4位:樹(いつき)
5位:湊(みなと)
6位:大和(やまと)
7位:悠人(ゆうと)
8位:悠真(ゆうま)
9位:陽太(ようた)
10位:結翔(ゆうと)
【女の子】
1位:葵(あおい)
2位:結菜(ゆうな)
3位:陽葵(ひまり)
4位:咲良(さくら)
5位:芽依(めい)
6位:結衣(ゆい)
7位:凛(りん)
8位:結愛(ゆあ)
9位:陽菜(ひな)
10位:莉子(りこ)
では、次は【2019年最新版】赤ちゃんの名前ランキングにいきましょう♪
【2019年】男の子の名前ランキング1位は?
では、気になる男の子の名前、2019年最新版ランキング1位を発表いたします。
同誌が調査した結果、男の子は「蓮」(昨年1位/主な読み「れん」)が、昨年に引き続き1位となりました。
本当に最近どこに行ってもよく聞くようになった名前という印象を受けますね。
男らしい名前でとてもかっこよく、また響きもいいので、最近ではとても人気があり上位のランクに入っているといった印象を受けますね。
「れん」という字に使われている漢字からも、力強い、かっこいいなどを連想させたのでしょう。
そんなイメージからも男の子に使う場合が圧倒的に多いようですね。
男の子の名前の傾向
「蓮」(主な読み「れん」)が、昨年に引き続き1位になったということですが、
「れん」という名前は、2008年から12年連続でトップ3に入る本当に最近では人気の名前です。
蓮(はす)がしっかりと根を張る植物であることから力強さを感じさせ、また、短く呼びやすいことも人気の理由と思われます。
男の子の名前では、「蓮」「律」「湊」「樹」「蒼」と年々増えてきた一文字の名前がついにトップ5を占めました。
また、主な読みが2音、3音の名前の人気が定着していることも最近の名づけの傾向だと言えるでしょうね。
今年はさらにその傾向が進み、トップ50内にランクインした4音以上の名前はなんと、
46位の「悠生(ゆうせい)」のみでした。
【2019年】男の子の名前ランキングTOP10
1位 蓮/れん(昨年1位→)
2位 律/りつ(昨年47位↑)
3位 湊/みなと(昨年6位↑)
4位 樹/いつき(昨年4位→)
5位 蒼/あおい(昨年8位↑)
6位 悠真/ゆうま(昨年13位↑)
6位 陽翔/はると(昨年2位↓)
8位 大翔/ひろと(昨年7位↓)
9位 新/あらた(昨年26位↑)
10位 大和/やまと(昨年29位↑)
【2019年】女の子の名前ランキング1位は?
では、男の子に続いて、女の子の気になる名前ランキング1位を発表します。
女の子は「陽葵」(昨年1位/主な読み「ひまり」)が4年連続1位となりました。
調査結果によりますと、男女ともに1位は昨年から変わりませんでしたね。
また、男女ともに一文字の名前の人気が続き、特に男の子は、1位から5位まで一文字の名前になりました。
子どもの名前をどうやって決めたらよいのか悩むパパママも多いかもしれませんが、
最近の名づけの傾向としては、漢字一文字にするところが多いみたいですね。
姓とのバランスや、インスピレーションなどで一文字にしたという声や、
生まれる前に名前決めていたけど、生まれた子どもの顔を見たら他の名前が思い浮かんだというママの声もありました。
女の子の名前の傾向
女の子では「陽葵」(主な読み「ひまり」)が、4年連続で1位という結果になりましたね。
「ひまり」という名前の意味は、真っすぐ空に向かって美しい花を咲かせるひまわりを連想させる名前で、
真っすぐな明るい子に、という願いが込められていると思われます。
9位の「澪(みお)」は令和生まれのみの集計では3位という結果になり、
「令」という字が含まれていることが人気の理由だと考えられます。
また、10位の「結月」(主な読み「ゆづき」)が初のトップ10入りとなり、こちらも響きが非常によく、女性らしさを感じさせる名前ですね。
集計結果、女の子も、「凛」「紬」「葵」「澪」と4つの一文字の名前がトップ10にランクインしました。
【2019年】女の子の名前ランキングTOP10
1位 陽葵/ひまり(昨年1位→)
2位 凛/りん(昨年5位↑)
3位 芽依/めい(昨年2位↓)
4位 結菜/ゆいな(昨年5位↑)
5位 紬/つむぎ(昨年11位↑)
6位 咲良/さくら(昨年15位↑)
7位 莉子/りこ(昨年3位↓)
8位 葵/あおい(昨年4位↓)
9位 澪/みお(昨年5位↓)
10位 結月/ゆづき(昨年25位↑)
改元の影響で日本的な漢字が増えた?
今年(2019年)は「令和」への改元がありましたね。
その影響があってなのか、日本的な漢字(よみ)が名前に増えました。
「つくり」が「令」のある「怜(れい)」が男の子は昨年の110位から今年は66位に、
女の子は「怜奈(れな)」が昨年の106位から今年は83位に、
「和」がつく男の子の「和真(かずま)」が昨年の134位から今年の71位に、
女の子の「和花(わか)」が昨年に76位から今年の54位と順位を上げました。
令和への改元による新時代到来のイメージで、男の子は「新(あらた)」「大和(やまと)」、
女の子は、「紬(つむぎ)」「咲良(さくら)」「結月(ゆづき)」「花(はな)」「詩(うた)」など、
さらに名前に和を求める傾向が強くなったいえるでしょうね。
とくに、急上昇の「詩(うた)」という漢字は、「令和」の引用元となった万葉集の影響が感じられる名前でもありますし、
改元の影響が少しでもあったといえるでしょうね!
2020年はどんな名前が多くなるか?
いかがでしたでしょうか?
2019年最新版の名前ランキングを見てみると、最近ではどこでも聞くようになった名前が多くランクインしていましたね。
ランキング結果から考えられる2020年の傾向について「たまひよ しあわせ名前研究所」顧問 栗原里央子さんは、こんな風に分析しています。
「2019年は、新元号の『令和』が万葉集からとられたということもあり、10位以内では、男の子で『新(あらた)』『大和(やまと)』、女の子で『紬(つむぎ)』『咲良(さくら)』『結月』、万葉集の影響を受けた『詩(うた)』の人気が急上昇するなど、男女ともに和をイメージする名前が増えた年でした。2020年は、今年に引き続き、日本やその伝統文化をイメージする名前をつける傾向が強まりそうです。それに加えて、スポーツ関連の話題も増えることが予想されます。例えば、『陸(りく)』、『駿(しゅん)』、『峻(しゅん)』、『翼(つばさ)』などの躍動感を感じさせる漢字や名前が注目されるかもしれません」
■まとめ■
赤ちゃんの名づけというものは、その子にとって一生背負っていく大事な名前ですし、
当然名づけというのは、親にとって大事な役目でもありますね。
お腹の中にいるときからワクワクしながら名前を考えるのも楽しさの一つです。
最近の名づけの傾向としては、漢字一文字で名付けしようと考えているパパママが多いようですが、
やはり漢字の持つイメージや響き、意味などで選んでいることが多いのかもしれません。
また、画数や姓とのバランスなども考えながら、我が子への思いを込めて、素敵な名前をプレゼントしてあげられるとよいですね。