■酒鬼薔薇聖斗の本名は東慎一郎だと判明
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神戸で起こった凶悪事件の犯人でありながらも当時未成年であった事から「少年A」と名乗り、本名は伏せられ続けてきた酒鬼薔薇聖斗をご存知でしょうか。2015年に発売された「週刊ポスト」では、これまで公開される事の無かった酒鬼薔薇聖斗の本名や顔写真が公開され、世間を驚かせました。
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事件以来多くの人がその名前を記憶している酒鬼薔薇聖斗ですが、当時未成年であった酒鬼薔薇聖斗が起こした事件については、鮮明に覚えている人も多いのではないかと存じます。それだけ残酷な事件だったので…。ですが、今回は神戸の児童殺傷事件について振り返りながらまとめていこうと思います。
■未成年で事件を起こした酒鬼薔薇聖斗とは
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1997年に兵庫県神戸市で複数の児童を狙った連続殺傷事件が起こりました。この事件は後に「神戸連続児童殺傷事件」と呼ばれ、犯人が名乗った「酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)」という名前から「酒鬼薔薇事件」「酒鬼薔薇聖斗事件」などとも呼ばれる事となりました。
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およそ数ヶ月の間に複数の小学生が連続して殺傷された事件で、その犯行内容だけではなく逮捕された犯人がごく普通の中学生であったという点が社会に大きな衝撃を与える事件となりました。また、事件が発覚したのは1997年5月27日の早朝で、神戸市須磨区にある中学校の正門に切断された男児の頭部が放置されていたのを通行人が発見し警察に通報。印象に残る文字でなんと中学生ながら犯行声明文も作成した酒鬼薔薇聖斗。
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実は、酒鬼薔薇聖斗は犯行以前に度々の動物虐待を行っていたという事実もあり、残虐な事件を起こす予兆は何度もあったのではないかと思われています。逮捕された酒鬼薔薇聖斗は未成年であった為に本名が公開される事はなく、「少年A」として神戸家庭裁判所の判断により医療少年院への送致が決定されました。少年法がなかったら、これだけの事件を起こしたんですから逮捕されているでしょう。
■本名の東慎一郎だけでなく、顔写真も公開された
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2005年には医療少年院を退院してすでに社会復帰している酒鬼薔薇聖斗ですが、現在は元々の本名も改名をして別人として暮らしているので、身近に酒鬼薔薇聖斗がいたとしても誰にもわからない状態です。怖いですね。更生をしたと判断されて社会復帰をした酒鬼薔薇聖斗ですが、再び凶悪な犯罪を起こさないとも言い切れず、酒鬼薔薇聖斗が現在どこでどの様に暮らしているのかが不明である事に不安を覚える人も少なくありません。
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しかし「週刊ポスト」のマスコミが少年Aを追い続けた結果、なんと酒鬼薔薇聖斗の本名が2015年9月14日に発売された「週刊ポスト」によって公開されていました。酒鬼薔薇聖斗の本名は「東慎一郎」といいます。本名だけではなく顔写真も併せて公開されています。公開された本名や顔写真は事件当時のものではありますが、週刊ポストは「少年法で守られる必要があった18年前とは違う」と主張しています。
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しかし酒鬼薔薇聖斗の本名である東慎一郎という名前は既に改名されており、東慎一郎ではなく「西岡真」とも噂がありました。ですが、この名前はどうやらガセの情報であった様です。
■酒鬼薔薇聖斗の現在の住居地は?
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酒鬼薔薇聖斗は2011年から静岡県浜松市にある6畳一間のアパートに住んでいたそうで、2015年4月には都内にあるアパートへと居住地を移したのだそうです。こちらのキャッチされた写真を見ながら調査したところ、この写真から都内のアパートというのは足立区にあるUR花畑団地ではないかと言われています。
■酒鬼薔薇聖斗の本名は既に東慎一郎じゃない!
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酒鬼薔薇聖斗の現在の本名や居住地についての最新情報は出てきていませんが、顔写真についても現在のものは見当たらず週刊誌に掲載された画像と酒鬼薔薇聖斗自身のホームページに掲載されていた写真のみが唯一のものであると言えそうですね。あの事件の犯人がもしかすると自分の身近で生活していると考えたら更生して社会復帰したとはいえ、考えるだけでぞっとしますね。
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今後酒鬼薔薇聖斗に関する新たな情報が公開されるかは不明ですが、マスコミや記者は彼を追い続けて真相解明に努めていると思います。現在は結婚もされており、娘も生まれて家庭を築いているという酒鬼薔薇聖斗ですが、今後このような残虐事件を起こさないことを祈るばかりです。