2019年3月10日、ピン芸No.
1決める「R-1ぐらんぷり 2019」決勝が開催され、霜降り明星の粗品さんが優勝を飾りました。芸人がしのぎを削る大会は盛り上がりを見せたのですが、芸人たちのネタ本番中に観客から驚きの声が飛び出すなど、観客の反応が波紋を広げています。
?R-1ぐらんぷり2019 優勝者決定?
ADVERTISEMENT ”ひとり芸 日本一”を決める『 R-1ぐらんぷり2019』の優勝者は、霜降り明星 粗品さん?✨
予選ブロックに続き同点の接戦を制し、M-1に続き、2冠に輝きました‼️#カンテレ #R1ぐらんぷり pic.twitter.com/eCOAwNajRJ
ADVERTISEMENT — R-1ぐらんぷり (@R1GRANDPRIX) March 10, 2019
今年の「R-1ぐらんぷり 2019」決勝で優勝したのは、お笑いコンビ・霜降り明星のツッコミ担当の粗品さん。昨年の「M-1グランプリ」に続き優勝を飾った粗品さんは、史上初の2冠を達成する形になりました。しかもお笑い界でも史上最年少の優勝ということで、多くの方から注目を浴びています。
そんなピン芸人ナンバーワンを決める大きな大会で話題になっているのは、芸人たちの熱いネタとは裏腹に、観客の“痛い反応”なんです。実はこの問題、多くの芸能人からも波紋を呼んでおり、松本人志は大会後にツイッターで「R-1の客。。。」と投稿するなど、芸人サイドからも客の反応を訝しがる声が続出したのです。point 215 | 1
R-1の客。。。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) March 10, 2019
では、なぜ、面白い舞台を繰り広げる中で観客から声があがってしまったのでしょうか?芸能サイドだけでなく、視聴者の人も観客の違和感を感じなかったでしょうか?
特に、観客が悲鳴をあげたのが岡野陽一さんのネタ。敗者復活枠から決勝に残った岡野さんのネタは、鶏肉を風船につけて空に飛ばすというもの。サイコパス的な設定のネタということもあって、岡野さんが「鶏肉をもう一度、大空に飛ばしてやる、ハッハッハッ」と語りかける場面では観客からは「ヒィーっ」という声が聞こえます。point 224 | 1
“お笑い”でありながら、歓声が上がる謎の空間。その空間の大多数を占めるのは女性ファンです。お笑いライブの現場を知る放送作家はこう語ります。
「明らかに客の反応がおかしかったですね。生放送でしたけど、客の声をオンエアに足したのかと思ったくらい。ライブでもいるんですよ、ああいう『目立ちたい客』が。目立っていじられたいみたいな。本当に迷惑でしかありませんけど」
「R-1ぐらんぷり」の観客の反応については、松本人志さん・きゃりーぱみゅぱみゅさんら著名人もSNS上で苦言を呈しています。
R―1のツイートをきっかけに、ラジオ、テレビ、ライブ、YouTubeに呼んで頂きありがとうございました。
まだスケジュールはスッカスカなので、ラジオ、テレビ、ライブ、ネット関連、執筆、闇営業などオファーお待ちしてます。
このツイッターか吉本まで。ADVERTISEMENT またR―1について少し書きました。#キートン pic.twitter.com/dAzoLFVKt3
— キートン (元、増谷キートン) (@masuyakeaton) March 6, 2019
お笑い番組で悲鳴ださないでほしいなあ
ADVERTISEMENT — きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) March 10, 2019
「偽客(さくら)」のように見えてしまうほど、過剰な反応を見せる場面もあったので、ネタをする芸人さんのプレッシャーは相当なものだったのではないでしょうか?生放送でのこういったシーンは本当にひどいと思いました。芸人さんたちがもう少し自身のネタに集中できるよう、今後はこういった問題が出ないようにしてもらいたいですね!