今月2月26日、現在フランス・パリに在住している、作家でミュージシャンの辻仁成さんが、自身のTwitterを更新しました。そこで辻さんは、知人の子供が通うフランスの学校でおきた、”コロナ”に関する事件について明かし、日本への苦言を呈し話題になっています。
今月26日、作家でミュージシャンとして活躍している辻仁成さんが、現在住んでいるフランスのパリでおきたある出来事について明かしました。それは辻さんの辻んがの子供が通っているフランスの学校で、ローマに旅行した女子児童が先生により追い返されたというもの。
その辻さんのお世話になっている知り合いの親子は、先日家族でイタリアを訪れたそう。イタリアのローマから帰宅し、小学校に行ったこの女子児童は、学校からクラスメートに「イタリアに行ってなかった?コロナウイルスに感染してんじゃない?」と言われたとか。
免疫力あげるのに笑うことが大事だと昨日書いたけど、気が滅入るニュースだらけで笑えないなら、ならばたくさん寝て、適度な運動してみて。自律神経とホルモンバランスが整うよ。睡眠と食事と運動(一人黙々と公園走るとか)三拍子が達成感を連れくる。気力が戻り自然に笑顔に。心のリズムを整えよう。
ADVERTISEMENT — 辻仁成 (@TsujiHitonari) February 25, 2020
これに対し、からかわれた女子児童は、彼女が訪れたのは、現在コロナウイルスの感染者が広がっているミラノではなく「ローマだよ」と反論したそう。しかし、そんな児童たちのやりとりを見ていた教師は、「イタリアに行ったのならば今日は帰りなさい」といったそう。
バカンス中にニコラくんのクラスメイトの女の子が、イタリアのローマに旅行したという理由で、二週間の自宅待機を学校に命じられた。さらに驚くべきことに、パリ郊外の学校が昨日から二週間、休校となった。だんだん、フランスも緊張してきた、
ADVERTISEMENT 今日の日記です。https://t.co/fOw5zFokPA
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) February 26, 2020
さらに帰宅を命じただけではなく、そのローマを訪れたという女子児童はその後、結局2週間自宅待機することになったのだとか。これを聞いた辻さんは「バカンスに行ったことを語らない子や語れない子(保育園や幼稚園児など年齢的に)もいるわけで、先生たちは、現時点でパスポートを提示させるわけにもいかず、頭を抱えているに違いない」と語りました。
新型肺炎により、初めてフランス人の死者が出たことで、フランスは不意にパニックに。フランス政府ほこれから毎晩19時に健康省のオリビエ・ベランが国民に現状を説明することになりました。フランスはコロナをおさえこめるのか、
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— 辻仁成 (@TsujiHitonari) February 26, 2020
しかし、このような状況はこの小学校だけではなく、「パリ近郊のある私立小学校は2週間のバカンス明けに、学校全体がもう2週間の休校を決めた」とし、「日本は政治が機能していないのか、あまりにのんびりとしている。むしろ今の日本の方が異常なのかもしれない」と語りました。
他国政府の対応状況に比べ、圧倒的に遅れていると言われている日本政府の対応。このままで本当に大丈夫なのでしょうかー。