放送から20周年を迎えた、“ベストアーティスト2021”が11月17日に放送され、過去の映像を振り返るシーンがありました。番組中に『嵐』と『乃木坂46』のコラボ映像が流れたのだが〝とあるシーン〟がカットされていたと話題を呼んでいます。
両グループがコラボ出演したのは、2017年11月の放送でした。「嵐」のデビュー曲である『A・RA・SHI』を両グループで披露し、終始息の合ったパフォーマンスでした。しかし、ラップ調のソロ部分を任された「乃木坂46」の齋藤飛鳥が歌詞を間違える一幕がありました。
本来は「今日もテレビで言っちゃってる」という歌詞なのだが、齋藤は「今日もどこかで言っちゃってる」と間違えてしまいました。些細なミスだが、当時、「嵐」ファンは許せなかったようで、齋藤を糾弾しました。これを重く受け止めた齋藤が謝罪する騒動にまで発展しました。
彼女にとって黒歴史ともいえる「A・RA・SHI」がこの日の番組で、再び放送されました。しかし今回の放送ではラップ調のAメロの前半部分をカットしたものでした。おそらく齋藤の黒歴史に番組が配慮したと思われます。
カットせずに放送していれば、当時と同じようにブーイングの声が寄せられていたかもしれません。今回の放送でラップ部分をカットしたのは賢明な判断だったといえます。
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