去る5月末にも 某テレビプログラムに出演していた アイドルレスラーの自殺により 騒然となったことは記憶に新しいと思いますが… 今度は 7人組女性アイドルグループ「KissBee」の鷹野日南(ひな)さんが 自ら命を絶ちました。彼女は亡くなる前のSNSなどで、あの「ZOZO前澤」さんの名を しきりに口にしていたというのですが…。
グループでベンチャー企業を立ち上げ… 彼女は“社長兼アイドル”に ⁉
彼女が飛び降りたのは 7月10日の16時過ぎでした。その日の朝、〈みんながいてくれたからここまでこれたよ ありがとう〉と、SNSに書き込んでいたという。そして、東京は渋谷の道玄坂にある雑居ビルから、人気(ひとけ)のない駐車場に身を投げたのでした。
鷹野日南さんが 20歳という短い生涯を閉じた理由は定かではないです。スポーツ紙の芸能担当記者が言うには…。
「事務所が『KissBee』初代リーダーの“ひなちょす”こと鷹野さんの死を発表したのは 3日後でした。“急逝”とだけで 死因は明かされていなかった。ただ、SNSに意味深なコメントを残していたのでネットなどでは“自殺では”と噂になっていたんです」
そもそもこのグループでは…
「鷹野さんは14歳から活動していました。ステージでのライブはもちろん、『テラスハウス』のようにメンバーの共同生活を動画サイトで配信してもいた。今年6月からはもとの事務所に所属しつつ、グループの面々でベンチャー企業を立ち上げたんです。彼女は“社長兼アイドル”でした」
会社名は「zzz.inc.」と書いて「ねむ」と読むそうです。若年層をターゲットとしたマーケティング事業を手掛けようとしていたのですが、どうやら、この会社が前澤友作氏との接点のようです。
”彼女の死を無駄にしないためにも 社会事業の取り組み…” に別枠で 支援を…⁉
「前澤さんも面接官の人もすごく優しかったし、話を聞いてくれて嬉しかった」
死の1週間前、鷹野さんは 〈前澤ファンド面接終わりのちょす〉と銘打ったLINEライブで こう語っています。前澤氏は 今年2月、〈夢ある事業プランやアイデアを持ち合わせた、挑戦意欲と社会貢献意欲の高い起業家〉への支援を謳い、10人の起業家に 10億円ずつ提供すると発表。約4千の応募が殺到したという。
彼女もこれに応募し、2次審査まで通過していたのです。そして 3次審査で 初めて行われた面接に挑んでいました。しかし、肝心の前澤氏との面接がうまくいかなかったらしく、先のLINEライブで「落ちた気がする」と話しつつ…
「(前澤氏ら)本物の人たちを見て、自分は未熟。本物になれていない」
「忙しい毎日を送っていて、心が追いつかない(中略)やっぱり私はメンタルが弱いので…」
といった 強い落胆ぶりを告白するまでに及んでいたようです。そして冒頭のような友人知人への感謝の書き込みを遺して逝ったのでした。彼女の死後、メンバーらは、“1000人会議”と称するオンライン会議で次のような無念を吐露しています。
「前澤ファンドへの応募結果は まだ出ていなかったんですが…」
前澤ファンドの関係者に、実際のところ 面接の結果はどうだったのかと 訊ねてみると…。
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「鷹野さんが 感じ取った通り、面接の結果は芳しくありませんでした。彼女の死を聞いた前澤さんは、驚き、気に病んでいました。そんな中、残ったメンバーたちが、“結局、ビジネスはダメだったけど、日南ちゃんの死を無駄にしないためにも 新たに社会事業のような取り組みをはじめたい”と話しているのを耳にし、ファンドとは別枠で支援したいと申し出たそうです」
SNSで も“お金配りおじさん”を自称する前澤氏ですが…。果たして、残ったメンバーたちの「あしながおじさん」になってあげれるのでしょうか…。
自分を追い込んでしまったか⁉ これからが楽しみなひとだったのでとても残念…
今回のこの報道にも多くのコメントが寄せられていますが…
《前澤氏が気に病むことも責任とるような別枠出資もしなくて良い事なんだけど、ただ、良い人そうだからほっとけないだろう。若い子は気に病む事と頑張る事を混同しがちだから自分を追い込んでしまったか…》
《受かる方がすごい事だからね。前澤さんも出資する以上優れた人を選択するのは当然なわけで…。まだまだ若いし生きていたら可能性はたくさんあったろうに…》
《本当に自分から起業したいと思っていたならいいが、事務所の事業展開として頼まれてなんとなく始めたのだとしたら、いきなり大きなお金が動くプロジェクトに参加させるのではなく、まずは地道に下積みをさせたほうがよかったのでは。話題作りで参加させたのだと思うが、責任感が強い子だとそれが自分がこの世界に残るたった一つの道でこれがダメになったらすべてお終いと背負い込んでしまう。素敵で面白くて優しくて、これからが楽しみなひとだったのでとても残念です 》
等など、これからの活躍が期待されていた 若いアイドルだっただけにこのような形での 死を惜しむ声が多くよせられているようでした。