尼崎市で2019年9月、自宅のトイレで生んだばかりの男児を放置して殺害したとして、
兵庫県警捜査1課は1月22日、殺人容疑の疑いで、母親で兵庫県尼崎市南武庫之荘、パート、花屋美鈴(22)と、
父親で同居の無職、藤田義雅(32)の両容疑者を逮捕したと発表しました。
いずれも容疑を否認しているとのことです。
警察の調べによりますと、両容疑者の逮捕容疑は昨年9月6日夜、
花屋容疑者が自宅のトイレで出産した男児を、共謀してそのまま廊下に放置し殺害したとしています。
母親の花谷容疑者は出産したあと、「自宅で赤ちゃんを流産した」と消防に通報し、
駆けつけた消防隊員がトイレのそばで男の子を見つけたということです。
当時、男児の顔は羊膜で覆われた状態で、捜査の結果死因は窒息死と分かりました。
また、兵庫県警によると、両容疑者は内縁関係だったとしており、
男児は2人の子供だったのですが、花屋容疑者は妊娠後一度も産科を受診せず、母子手帳も所持していなかったといいます。
警察の調べに対して両容疑者は「殺していない」と供述しており、否認しているということです。
今後、警察が詳しい経緯を調べるとのことです。
また痛ましい事件が起こってしまいましたね。
赤ちゃんの命は救えなかったのでしょうか、周りに相談できるような人はいなかったのでしょうか。
これら一連の報道に、ネット上では以下のようなコメントが寄せられています。
「パートに出ていて、仕事場の人たちは彼女にどんな言葉をかけていたのだろう。幸せそうな妊婦に見えたのだろうか。やっぱり産めない、育てられない、でも中絶はもう無理というタイミングなら児相に駆け込めばいい。生まれた病院で養親に赤ちゃんをバトンタッチしたり、乳児院に保護してもらったり、いくらでも方法はある。
容疑者は親とは疎遠だったかもしれないけど、赤ちゃんの命をつなぐための方法を周辺の人たちが教えてあげてほしかった。」
「パート、花屋美鈴と、無職、藤田義雅の両容疑者。
単なる♂と♀望まない命は作らないで欲しい、せめて避妊くらいして欲しい、小さいても大切な命、粗末に扱って欲しくない。このカップルには厳しい処罰。」
「赤ん坊には親を選べないが せめて命だけは守ってほしかった………
人やない仕打ち 厳しく裁いてほしい」
などのコメントが寄せられていました。