17日、人気グループ・嵐が今春開催予定だった中国・北京公演を中止することを公式サイトで発表しました!この発表を受け、メンバーの櫻井翔さんは同日夜、キャスターを務める日本テレビ系『news zero』で中止について言及しています。
同サイトでは、「2019年11月3日に発表いたしました、嵐の北京公演に関しまして、皆様にお知らせがございます」と切り出し、「昨年より、中国・北京で嵐のコンサートを開催するため、中国の主催者側にもご協力を頂き準備を進めておりましたが、この度の新型コロナウイルスの感染が拡大している状況に鑑み、関係各所の皆様と協議を重ねた結果、今回の開催は断念することになりました」と告知しました!point 248 | 1
メンバー5人も中国版ツイッター「微博」の公式アカウントでファンにメッセージを送っています。SNSに投稿したビデオでは「中国の皆さん、こんにちは」と中国語であいさつした嵐。
4月に開催を予定していた北京での公演を中止することを伝えました。また、コンサートの際に披露する予定だったとみられる中国語の歌も披露。嵐は中国でもファンが多く、年末に活動を休止するため多くの中国人ファンが「一生に一度のチャンスだ」と公演を心待ちにしていました。
中国現地のファンからは「ずっと楽しみにしていたので、落ち込んでいる。しかし、中国のファンと嵐の健康が一番大事と納得した」「涙が止まらず、化粧が崩れてしまった。中国で嵐のファンは多く、影響力が大きい」とし、今回中止になったことについては理解しているようですが残念な気持ちは大きいようです。
発表同日の夜、櫻井さんも自身がMCを務める『news zero』でこの中止の件について触れました。
「断念せざるを得ないということは、コンサートを楽しみにしてくださっていたファンの皆さんの気持ちを思うと断腸の思いというところです」と胸中を明かしています。
北京公演は残り少ない活動休止前の公演の1つで、国内でチケットが取れずに、北京公演でチケットを当てようと思っていたファンもいたことでしょう。
国内では公演のチケットとセットにしたツアーも組まれたはずで、実施していたら入ったはずの莫大な収益が一気に吹き飛んでしまっていたと音楽業界関係者は予想しています。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中国で、メンバーとファンへの“感染リスク”を考えたらかなりの英断と言えますが、年内いっぱいでの活動休止を表明している嵐にとって、これは痛い決断だったことでしょう….。また、発表の文面にはジャニーズ事務所の思惑が見え隠れする一部も…。
「開催中止を決めたのは所属するジャニーズ事務所ですが、『ジャニーズの発表』とすると、少なからず事務所に対してファンから批判が殺到することが予想されたため、それは避けたかったようです。
各メディアには「事務所発表ではなく、必ず“公式サイトで発表”と報じてくれ」とお達しがあったようです。さすがジャニーズのトラブル回避策は徹底しています!!
一日も早く新型コロナウイルスが終息に向かい、もし機会があれば北京でのライブを復活させてあげて欲しいものです!