ジャニーズ事務所は、今をときめく人気男性アイドルを多数抱え、飛ぶ鳥を落とす勢いのプロダクションです。特に、毎年ドームやアリーナで開催されているジャニーズのライブは、多くのファンが訪れます。そのライブでは、キラキラしているアイドルをリアルに見ることが出来るため、世の女性を魅了しています。
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嵐のライブはなかなかチケットが取れない
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その中でも、嵐のライブはなかなかチケットが取れないという盛況ぶりです。しかし、このライブのチケットを取っているのはファンだけではありません。転売屋と言う人たちもチケットを買い占めていることがあります。これは、人気アイドルなどの公演チケットを、転売目的で大量に購入し、インターネットのオークションサイトなどで高い価格で販売すること人のことです。
定価の50倍以上で取引
写真:嵐 コンサート
最近では、インターネットが発達したことで、このような行為が簡単に出来るようになり、横行し始めました。特に、嵐は熱狂的なファンが多いため、儲けが出やすく、またステージに近い席などでは、オークションサイトで定価の50倍以上で取引されることもあるため、かなりの金額を稼ぎ出すことが出来ます。このチケットの転売で、生計を立てている人もいるくらいです。
この事態をジャニーズは?
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しかし、この事態をジャニーズが見過ごすわけがありません。最近では、チケット転売が行われているオークションサイトでは、情報として、席番号を全て記載してあるものが見られ位置を特定することができます。そして、それをジャニーズ事務所に通報します。そうすることで、事務所側が、転売されていた座席を、無効にするという対応をしてくれるようになりました。
顔認証まで?!
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さらに、2016年には、嵐がアリーナツアーのJaponism Showを行う際に、顔認証システムを導入した転売防止対策を実施することになりました。これは、チケットを応募する際に顔写真を送り、応募した顔写真と、実際ライブ会場に来た顔を照らし合わせることで、不正に入場することを防ぐという方法です。これで従来より、転売しにくくなりました。
転売方法も新たに登場
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ですが、その顔認証システムの甘さを突いた転売方法も新たに登場しています。これは、応募したチケットに写っている顔写真を細かく説明し、容姿の似ている人に売るという方法です。通常の顔認証システムだと、機械が判定を行うのでこのような方法は、ばれてしまうのですが、今回の嵐のライブはライブの係員の目視判定だったので、そのまま通過してしまう人もいたそうです。これでは、まだチェックが甘いと言わざるを得ません。
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最近になり、ジャニーズ事務所は、ようやく転売対策をし始めました。今後、このような行為がなくなることを祈るばかりです。