嵐とは1999年にバレーボールワールドカップのイメージキャラクターとしてデビューし活動を始めました。しかし、デビューした直後こそ勢いはありましたが、そのあとは尻つぼみとなり、なかなかブレイクすることが出来ませんでした。
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嵐の人気上昇
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ですがその中で、2005年にメンバーである松本潤がTBS系「花より団子」に出演した後あたりから、個人として人気が高まり、それとともにグループの人気も上昇していきました。そして、2009年にはオリコンの年間ランキングでシングルとアルバムとDVDが1位を記録するなど人気が社会現象となりました。さらに、その年の紅白歌合戦にも出場を果たしました。また、その後も勢いは止まることがなく、国立競技場という大きな会場でのコンサートを成功させ、グループとして紅白歌合戦の司会を5年連続で行うなど「国民的人気」グループへと成長したのです。
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今や、数々のメディアに引っ張りだこ、ドラマやバラエティ、そしてCMまで嵐のメンバーを見ない日はありません。全国ツアーなどの大規模なコンサートを開催すれば、たちまちチケットは完売になるほどの人気です。
ダフ屋と呼ばれる人たち
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ですが、その人気を利用する人たちもいます。それは、ダフ屋と呼ばれる人たちです。この人たちは、アーティストやアイドルのコンサートのチケットを他人に売る目的で購入し、高値で売りさばいている人たちです。特に嵐は、女性を中心に熱狂的なファンが多いです。そのため、他のアーティストやアイドルより高額で売ることが出来るのです。
ダフ屋の儲ける手法
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具体的に、ダフ屋の儲ける手法は、まず家族や親戚などの名義を使い嵐のファンクラブに複数入ります。そして、何とかしてコンサートのチケットを手に入れるのです。その時はもちろん定価で購入するのですが、それを15万から20万といった額で他の人に売るのです。さらに、会場の最前列などは40万から50万などで売ることもあります。嵐のコンサートの定価は9000円くらいなので、この手法ではるかに儲けることが出来るのです。
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一般的にファンは、「絶対にチケットを入手したい」、「憧れの人と会いたい」と願っているので、その心理を巧みに利用しているのです。しかし、このような状況は決して健全とはいえません。コンサートに参加する気もないのにチケットを買い占めて儲けを得ることは許されるべきことではないです。そのため、何らかの制限や、ルールを設けることは必要です。ダフ屋を撲滅するためにも、世の中がもっと厳しい目で見なければなりません。