内紛勃発‼日本テレビの看板番組「24時間テレビ」を巡り、メインパーソナリティーの最有力候補の「嵐」が、メンバー同士で大モメしているという舞台裏が浮かび上がりました。毎夏恒例の同番組の放送は、8月22、23日に決定し、近日中にも発表されるそうです。当初は9月5、6日で内定していましたが、新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加しており、「少しでも早く放送すべき」と例年通りの日程になったといいます。ところが、ここにきて嵐の内部で大問題が起きています。今年いっぱいで活動休止するグループにいったい何が…。
「8月22、23日の土日2日間で確定です。当初、土曜ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』の終了を待って『24時間テレビ』を放送する予定でした。なので9月5、6日で調整されていたのですが、コロナの第2波が来る前に放送してしまおうという意見に変わったんですよ。」と、日テレの内部事情に詳しい関係者が証言します。
フジテレビが「27時間テレビ」を中止する中、日テレは「24時間テレビ」を“強行”することになります。もちろん、各コーナーはできるだけ収録で済ませ、リモートも駆使するとみられますが、世間の声は依然厳しいようです。では、なぜそこまでして同局は「24時間テレビ」にこだわるのでしょうか。
日テレ関係者によると「理由は3つです。一つは番組のコンセプトである『愛は地球を救う』の精神に今こそ戻ろうということ。世界が愛をもって一つにならなければ、このコロナは克服できないというメッセージを発信できます。そして、もう一つは、コロナ禍で仕事が激減した芸能人の救済。最後は、コロナで厳しくなった日テレの広告出稿を補てんしたい。『24時間テレビ』は、毎年平均して20億~25億円ぐらいの出稿があるから」。
ところが、ここにきて厄介な難問が立ちはだかっているようです。メインパーソナリティーの最有力候補の嵐が、メンバー同士の意見が対立し、日テレのオファーを保留しているというのです。
「リーダーの大野智が納得していないんですよ。嵐は5月15、16日に国立競技場でコンサートを行う予定でしたが、コロナで延期になりました。さらに、9月以降に予定されていた嵐ファンに向けた感謝コンサートのメドすら立っていない。それなのに24時間テレビだけ優先するのか!』というわけです。」と、芸能プロ関係者は明かします。
かたくなな態度を崩さない大野智さんに対し、櫻井翔さんと相葉雅紀さん、二宮和也さんの3人は真っ向反論。「むしろ『24時間テレビ』こそ出演すべき!」とブチギレているといいます。
大モメにモメる中、松本潤さんだけは、大野智さんにも櫻井翔さん側にもくみせず、中立的な立場を取っているようです。
「ジャニーズグループは、コロナの感染拡大を受けた社会貢献活動『Smile Up! Project』を行っています。また、その支援活動の一環で生まれたジャニーズ総勢75人のユニット『Twenty★Twenty』も同番組に出演する。逆に出演した方が活動趣旨にも沿うんです。
櫻井、相葉、二宮は日テレで単体のレギュラー番組を持っています。なので、同局に砂をかけるようなことができるわけがありません。その点、松本はレギュラーを持っていないので縛られない。大野の意見にも一理あると考えているようですね。」と、先ほどの芸能プロ関係者は続けます。
ようやく決まった「24時間テレビ」ですが、まだまだ波乱含みの様相です…。
ネット上では、大野智さんの意見に賛同の声や、「24時間テレビ」に対して厳しい声が多く上がっているようです。
・つーか、コロナでどこも厳しいのに、募金しろとか?それで日テレだけ潤うとか?いい加減にしろよって感じ。嵐がどうこうではない。
・嵐の司会の姿より、テレビで良いから5人の歌う姿を少しでも多く見たいです!コンサートが、出来ないならせめてテレビで見せて欲しい!休止とはいえ、数年後に5人揃って歌う姿が見れる確約はないわけですし。
・日テレが24時間テレビにこだわるのはいいけど、「命」をテーマにして、善意をタネに人が集めて、感染リスクを高める矛盾に気がつかないふりはズルいよね。
・もう半年しか嵐としての時間がないんだよね。やり残してることもたくさんある中、スケジュールもほとんど空いてない。24時間テレビの番宣や、放送後に疲労した身体のケアに使う時間すらもったいない。それならファンの為に時間を使いたいと考えるメンバーがいてもおかしくない。