ノベルやアニメで人気の物語シリーズですが、偽物語でメインキャラクターとなる阿良々木月火について紹介していきます。阿良々木月火は物語シリーズの主人公である阿良々木暦の妹であり初登場時点で中学二年生です。
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月火がメインとなるストーリーは偽物語シリーズに突入してからですが、暦に妹がいることは前シリーズの化物語時点で明らかになっています。阿良々木暦にはもう一人の妹の阿良々木火憐がいますが、月火は見た目に反して火憐以上に怒りやすく暴力的です。姉の火憐と同じく強い正義感を持ち、姉とともにファイヤーシスターズという正義のヒーローとして活動しています。自宅では普段から着物を着ていて中学校では茶道部に所属しています。髪が伸びるのが異常に早いという特徴があります。point 286 | 1
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口癖がかなり特徴的であり、「プラチナむかつく」が口癖です。また、化物語のヒロインの一人である千石撫子とは小学生時代のクラスメイトであり、偽物語時点でも交友関係が続いています。偽物語時点ではあまり明らかになっていませんが、後のシリーズで周りが引くレベルのブラコンである描写がります。実際、暦との喧嘩はしょっちゅうしていますが、自分や火憐がピンチの際には兄を非常に頼りしています。以外にも彼氏持ちであり、蝋燭沢君という名前らしいが細かい描写がないため真相は不明です。point 302 | 1
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姉の火憐が桁外れな身体能力を持つ一方、妹の月火の身体能力は並であり姉とは異なり頭脳を使う参謀タイプといえるでしょう。そんな阿良々木月火ですが、偽物語つきひフェニックスのストーリー中に月火自身が人間ではなく怪異であること判明します。その正体は不死の怪異である死出の鳥と呼ばれる怪異です。そのため、怪異退治をしている影縫余弦と斧乃木余接にその存在を狙われてしまいます。一度は斧乃木余接によって月火の上半身が吹っ飛ばされてしまいますが、前述したように月火は不死の怪異であるため何事もなかったかのよう復活します。point 313 | 1
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また、怪異といっても人間に対して特に害はなく、月火自身も怪異である自覚がなく人間と変わらない人生を送ることが出来ます。そのため暦は妹の正体が怪異であると知っても月火を自分の妹だと認識して影縫余弦と斧乃木余接の説得に向かいます。影縫余弦の言い分としては、死出の鳥自体が無害であることは把握していますが今後の危険性も考慮して退治しておくべきだと主張しますが暦自身は自分の大切な妹であるという意志を曲げずに説得することで何とか2人を説得して事なきを得ます。point 286 | 1
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月火自身はその事実を知ることはないのですが、この件以降暦と月火の距離が少し近づいたように感じます。偽物語以降のシリーズでは千石撫子がらみの場面以外で特に目立った出番がないため詳細はつかめませんが、正体が怪異であることを暦と火憐が知ってからも特に問題は起こっていないのでしょう。暦が戦場ヶ原ひたぎと付き合って、阿良々木家に出入りするようになってからも特に火憐と月火が暦やひたぎに対して文句を言うような場面もないため、暦の彼女であるひたぎとも良好な関係を築いているのでしょう。point 300 | 1
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このように阿良々木月火は物語シリーズに登場する女性キャラクターとしては出番が少なめですが、口癖を含めかなり特徴的なキャラクターです。余談ですが暦と一緒にお風呂に入った女性キャラクターは忍野しのぶと阿良々木月火のみであり、このことから家族ということもあるでしょうが月火はしのぶと同様に女性としては意識されていないと思われます。阿良々木家の日常についてほとんど描写されることがないため阿良々木家の日常が良くわかりませんが、今後阿良々木家の日常が描かれることがあれば、月火のことがもっともっとわかってくるでしょう。point 318 | 1