天才子役から、見事に女優へと変貌を遂げた芦田愛菜ちゃん(14)が9日、都内で行われた、アニメ映画「海獣の子供」の完成披露会見に出席しました。芦田愛菜ちゃんはこの映画で主人公の声を務め会見に出席しましたが、すっかり大人だと思ってた愛菜ちゃんもまだ大人に混ざると子供のようで「かわいい!」とコメントが殺到しました。
愛菜ちゃんは2017年、あれだけ大人気で多忙の日々を送っていたにもかかわらず、日本屈指の名門校、慶應義塾中等部への入学を果たし、その天才ぶりに注目が集まりました。しかし学業が一番ということでメディアへの露出は減ったため、久々に報道陣が集まる公式の場に登場した彼女。
白のノースリーブの洋服に身を包み、男性キャストの真ん中に立って挨拶しました。彼女は、子役時代からそのコメントから溢れ出る賢さから、とても子供には見えないと“芦田プロ”と呼ばれていましたが、先日も硬派なNHKの改元特番に起用され、そこで話した内容のコメント力がレベルが高いと注目されました。point 205 | 1
そんな彼女が今回参加したこの作品は、14歳の少女とジュゴンに育てられた兄弟の一夏の出会いが描かれたもので、完成した作品の感想を問われると、芦田はにこやかに「やっぱり映像が綺麗で、水の表現がダイナミックで躍動感があり、水が生きているよう。作品に命を感じました」と語りました。
また現場での話を聞かれると、渡辺歩監督と一緒に行ったアフレコを振り返り、「監督が思ってらっしゃる(主人公の)琉花の像と、私のそれが重なり合っていって、形作られていきました」と話しました。また、この映画は米津玄師が主題歌「海の幽霊」を手がけたことでも注目されていますが、彼女は、「米津さんの歌詞の中にもありますが、私自身もこの世の中には言葉で表現できないことはたくさんありますが、言葉にするより、感じたことを心にとどめておくことが大切なのかなと、心に響きました」と話しました。point 293 | 1
また報道陣から母の日が近いことを振られると彼女は「父と一緒にお花をプレゼントしたりしますが、今年は母の家事お休みデーにして、家事をかわりにできたらいいなと思ってます」と台本になかったにもかかわらず安定の切り返しのうまさを披露しました。
思春期真っ只中で日に日に成長をする彼女ですが、”mother”の可愛らしい小さな女の子から、あっという間に素敵な少女へと変貌を遂げる彼女にまだまだ目が離せなさそうですね!