7月26日に開催された東京五輪のトライアスロン。その競技後、選手たちのある姿を『AFP』が写真付きで報じ、ネットで波紋を呼んでいます。一体、写真には何が映っていたのでしょうか?
米国ヤフースポーツのコラムニスト、ダン・ウェッツェル氏は26日、東京お台場海上公園で開かれた東京オリンピック(五輪)男子トライアスロン種目の決勝について「戦場のようだった」と表現しました。
なぜならフィニッシュラインに入ってくると同時にうつ伏せになって苦痛を訴える選手たちが殺到したのです。一部、嘔吐をする選手も目についたといいます。
トライアスロンは「スイムの会場となる”東京湾の水質”に問題があるのでは」とかねてから疑問視されていました。
『ABEMA TIMES』によると「雨の水と生活排水を一緒に下水処理場に運んで、そこで処理をして」東京湾に排水。しかし「(ゲリラ豪雨などで)あまりにも水が大量にきてしまうと、しょうがないから『これは塩素だけ混ぜて殺菌して海に流しちゃえ』としているのが現状」とのことです。
その一方で、もう一つ”原因”として考えられている点があります。それは”気候”です。日本の夏は“高温多湿”であるため「東京五輪は暑すぎるのでは」と指摘されていました。 実際にトライアスロンが開催される前、他の競技中に選手が熱中症で倒れる場面や選手が暑さを訴える場面もあったといいます。
このニュースにネット上では、
《アスリートファーストがこれか》
《ゴールした後嘔吐してる人がいて、お台場の水質はやっぱダメだったじゃん!!って思った》
《多分熱中症だぞ。暑い時期のトライアスロンの大会でぶっ倒れるのはよく見る》
《これのどこが「スポーツするのに最適な気候」なんだよ7月の日本》
《トライアスロンの嘔吐。水質によるものか、猛暑によるものか知らんけど、どちらにしても選手虐待》
など、様々な声が上がっています。
いずれにせよ、全世界に日本の海の汚さが伝わってしまったことは否めないないでしょう。
※閲覧注意(実際の写真)