今から約2年前の2017年4月、沖縄県・石垣島の石垣市にある自宅内に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪に問われて、裁判の結果、執行猶予付きの有罪判決を受けた元女優の高樹沙耶氏。彼女が今月6日に、会見を開き、正式に大麻の合法化を訴えることを発表しました。
今月6日に東京都、有楽町にある外国特派協会にて会見を開いたのは、2年前に大麻所持で逮捕された高樹沙耶氏。逮捕後に行われた裁判での判決後に、今後の大麻との関わりについて「第一線から退く」と話していた彼女ですが、この日は大麻の合法化について「日本でも議論されてほしい」と改めて大麻の合法化を訴える動きを始める意思を示しました。
日本でも知られているように、アメリカのマリファナのように、国によっては海外では大麻は合法とされている地域もあります。医療用に使われている国もありますが、日本でその事実を知っている人は非常に少なく”悪”というイメージが非常に強いのが現状です。そのことについて、高城さんは、「真実を知らせない教育とメディアの洗脳は恐ろしい」と話しました。
また、逮捕された当初のことを振り返り、「2~30人の捜査関係者とともになぜかテレビカメラも入ってきた。一線を越えた報道だと思いました」と当時のメディアのあり方についても持論を主張。また、自身の有罪判決についても「3か月拘束されていたので心身が疲弊して控訴が考えられなかった」と主張しました。
実は高城さんだけでなく、大麻について公式に発言している芸能人は他にもおり、今年の5月にはお笑い芸人のウーマンラッシュアワーの村本さんが、「大麻合法化しようぜ」などとツイートし、ネットでは多くの賛否が飛び交い話題となっていました。
今回の高城さんの会見について、ネットからは、「ここ、日本です。死刑になる国もあります」「合法を訴えるのは自由だが、違法である状態の時にそれをわかっていて使用したことで、この人の言い分はまったく説得力を持たなくなった。」「この人を見てると大麻は合法化すべきじゃないと思う」「この人がこれだけ大麻に拘るということは、相当な中毒性があるということですね。絶対に解禁すべきじゃない。」と厳しい意見が多く届いていました。
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