2020年9月1日放送の「バイキング」(フジテレビ系)に元衆院議員の金子恵美さんが出演。この日同番組では、金子さんがタレントのラサール石井さんと繰り広げた舌戦について、「表現の拙さ」があったと反省する場面が見られました!
先月28日、ラサールさんは健康上の理由で総理の座を辞することを表明した安倍晋三首相について、「望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない」と自身のSNS上でツイートしました。
また、「何とも言えぬ脱力感。記者会見はヌルく、まるで番記者と総理のお別れ会のよう。3年B組金八先生か」などと安倍首相の会見での様子を揶揄していました。
このツイートに対し、8月30日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演した金子さんが批判。
望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない。何とも言えぬ脱力感。
記者会見はヌルく、まるで番記者と総理のお別れ会のよう。3年B組金八先生か。
てかプロンプターなしでできるんじゃん。最初からそうすりゃいいのに。
まだまだ闇は続く。何も終わらぬ。何も変わらぬ。みんなで見続けるしかないADVERTISEMENT — ラサール石井 (@lasar141) August 28, 2020
ラサールさんを「全くもって政治家をやったことのないコメンテーターのコメント」だと反論しました。また、国家のために命を尽くそうと思った人間であるなら健康を理由に辞めることがどんなにつらくて、悔しいことか。とし、随所、声を震わせながら「総理になってから言ってもらいたい」と語りました。
そんなことがあった中、1日放送の「バイキング」ではMC坂上忍さんから金子さんへ「この件でラサールさんと色々やってるみたいですけど」と話を振られると….
金子さんは苦笑し、「私の表現の拙さで申し訳ありませんでしたけど、言いたいことは別に、政治家だけじゃなくて、みなさんも政治の発言をしていただきたいんですけど、お疲れ様というか、病気を気遣っていただけたら良かったなぁって」と釈明。また「すみません」とも謝罪しました。
ただ、世間からは表現の誤りを即座に認め、素直に謝罪したことが功を奏したようで、「正直、ラサール石井には構わない方が良いと思う」「金子さんの言いたいことは分かる」「いつもは炎上コメントはしない金子さんだから、まぁ勢い余っての失言ってことで良いんじゃない?」などの理解の声も寄せられています。
今に始まったことではない、ラサールさんの安倍批判…。ポジショントークにもなりつつありますが、金子さんの発言で今回問題視されたのは、「政治家をやったことのないコメンテーターのコメント」「総理になってから言って」などと、やや感情的になって発した部分。
金子さん自身も“安倍チルドレン”の一人として名を上げ、安倍政権に尽くしてきたキャリアがあるので、いろんな思いや感情が込み上げてきたのでしょう。
しかし解釈によってこれは、政治家や総理経験者しか政治への物言いを許さないといったふうにも捉えられることも。
本人も反省しているようですが、表現に拙さがあったことは否めないでしょう…。