今年９月、愛知県の東名高速道路で前を走る車にエアガンを発射したとして略式命令を受け、
覚せい剤取締法違反の罪にも問われている兵庫県尼崎市、無職佐藤竜彦被告（４０）に対し、
名古屋地裁の山田耕司裁判官は２５日、懲役２年８か月の実刑判決を言い渡したことが明らかになりました。
あおりエアガン事件があったのは、今年9月。
兵庫県尼崎市の無職・佐藤竜彦被告は、愛知県の東名高速上りで前を走る車にエアガンを発射した道路交通法違反の罪で、
罰金５万円の略式命令を受け、逮捕された際に覚醒剤の陽性反応が出たとして覚せい剤取締法違反の罪にも問われています。
今回の判決で25日、山田裁判官は、
「自分が起こしたエアガン発射事件が大きく報道されパニックになり、『死にたい』という思いを伝えた先輩から白色粉末をもらい、現実逃避のため使用した動機にくむべきものはない」と指摘。
「覚醒剤の前科があり、依存性も認められ犯情は悪い」と述べ、
懲役３年６か月の求刑に対し懲役２年８か月の実刑判決を言い渡しました。
被告は同８日、東名高速で車を運転中に前の車にエアガンを発射。
公判では起訴内容を認めており、
「報道で事件が大きくなりすぎて『消えてしまいたい』と白い粉をのんだ」と供述していました。
この報道を受けネット上ではこんな意見が寄せられています。
「刑罰が軽すぎる。だから根絶できない。
極論として、刑罰が極刑なら、必然的に使用者は減っていく。」
「次は無免許で轢き逃げかな、出しちゃダメな人もいるよ、そもそも犯罪に軽すぎる国。」
「窃盗や器物損壊を併合罪に含めて少なくとも今回の3倍程の刑期にして欲しかったものでした。」
「あおりエアガンは実際に目の前で何度か見た事がある。
実弾の発砲事件がそれを見た日とそんなに変わらない日に全国ニュースで流れるような抗争の激しい土地柄のせいか、まだ、笑えて見ていたのだが、どうやら、感覚がマヒしていたみたいだ。今度からは通報するねw。
これ、実話だからな。おかしいよな、近くの川に縛られて人が浮いてるとか。それも全国ニュースだけど。」
などのコメントが寄せられていました。