ラブドール職人の北村哲雄が、一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いた小説を、原作者であるタナダユキ氏自身が脚本・監督を手掛けて映画化した大人のラブストーリー「ロマンスドール」の公開御礼イベントが10日に都内で開催されました。
ファンイベントには、タナダ監督と主役を務めた俳優・高橋一生さんが登場。高橋さんは、美大卒業後にフリーター生活をしていたところ、とあるキッカケからラブドール制作工場で働き始め、次第にその魅力にのめり込んでいく主人公・北村哲雄を演じています。また、哲雄が一目惚れした妻・園子役を女優・蒼井優さんが演じました。マイクを持った高橋さんは、「みなさん来てくださって嬉しいです。満席でしょ!ありがとうございます」と詰め掛けた観客に感謝を込めて挨拶。point 280 | 1
同イベントは、タナダ監督から反響の高さについてのメールをもらった際に、「何かできることがあれば手伝います!と言ったら舞台挨拶をやることになり、急遽呼ばれちゃいました(笑)。」と、監督とのやり取りがあったことを明かし、「大勢の方が来てくれて嬉しいです!」と喜びを露わにしました。撮影については、役作りのために高橋さんは苦労したようで、タナダ監督が「体重を増やして頂いてね」とコメント。point 248 | 1
そのために高橋さんは毎朝ハンバーガーを食べていたといいます。すると、食べ過ぎで唇が荒れてしまったらしく、「本当に唇がおかしくなっちゃって、どのリップを試してもダメなのですよ」と振り返り、タナダ監督も「(唇が)ガサガサだった」と認めていました。さらには撮影にも影響してしまったそうで、高橋さんは「唇が腫れ上がっちゃって、蒼井さんとキスしたりとかしても、“痛い、痛い”みたいな気持ちになっちゃうから」と苦笑い。point 259 | 1
高橋さんの苦労は映画の撮影中だけでなかったといい、「ちょうど、バラエティをやらせて頂いたときに、ものすごい辛いものが来て、どうしていいか分からなくて。…案の定、唇が爆発しました。すごく痛かったです」と裏話を明かして、会場から笑いを誘っていました。そんな思いを秘めながら挑んだキスシーンでしたが、MCから「キスシーンで『泣けた』という声も多いです」と反響を告げられると、高橋さんは照れたような表情を見せながら嬉しそうにしていました。point 272 | 1
また、イベント終盤では大ヒットの感謝を込めてプレゼント抽選会を実施。当選者には、浮気がばれて哲雄が園子に白状するシーンで使用された「ペアマグカップ」を、高橋さんから直接プレゼントされるというもの。すると、当選した方は恥ずかしそうにプレゼントを受け取り、ステージから席へ戻ろうとする姿を見守っていた高橋さんが「焦って割らないようにしてくださいね」と優しく声をかけていました。point 243 | 1