第96回東京箱根間往復大学駅伝・復路は3日、
神奈川・箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロに21チームが参加して行われ、
青学大が10時間45分23秒の大会新記録で2年ぶり5度目の総合優勝を果たしました。
大会創設100周年で96回目となった箱根駅伝には、オープン参加の関東学生連合を含む21チームが出場。
3日の復路は、神奈川県箱根町から東京 大手町までの5つの区間、109.6キロのコースで争われました。
2年ぶりの覇権奪還で、総合優勝を果たした青山学院大の原晋監督は、
「この1年は苦労したし、4年生には厳しく指導したが、みんながついてきてくれたので感謝している。これからも大学スポーツということを忘れずに、学問とスポーツを融合しながら強化を続けたい」
と笑顔で話しました。
「本当に、素直にうれしい」と心境を語った原監督。
「学生たちは私たちが思っている以上に力を発揮してくれるんだなと。今年の4年生はダメダメ世代だったんですけど、最高の世代に変身した」
と主将の鈴木塁人らを称えました。
一方の、鈴木主将は原監督に対して「たくさん怒られた」と一年間を回想。
「4年生全員で監督に立ち向かって、箱根で意地を見せて頑張るという思いだった。監督が嫌われ役になってくださった」
と感謝の気持ちを伝達しました。
また、原監督は「昨年敗れて、原の活動そのものを否定する方も中にはいたと聞いている。しかし陸上界発展のため、他競技に負けない組織や魅力作りを大義として、さまざまな媒体で情報発信している。そのことを追求していくためにも勝たなければいけない気持ちが心の中にあった。わがままを聞いてくれた学生たち、特に4年生には感謝したい」point 169 | 1
と王座奪還に安堵した様子を見せていました。
原晋監督は毎年恒例となった作戦名「やっぱり大作戦」が成功し、
原監督の1か月前の予感が実現しました。
「スポーツと学問を両立させて、最高の集団をつくっていきたい」と今後の“野望”を語った原晋監督でした。
これらの報道に、ネット上ではこんなコメントが寄せられています。
「やはり陸上部のメンバーと一緒に住み、食事をコントロールし、上下関係なく仲良くなり、楽しくトレーニングできる環境を作った監督は素晴らしい指導者ですね。歴史に名を残す方だと思います。やっぱり、おめでとうございます️」
「青学おめでとう!!新記録もおめでとう!」
「去年負けた時は「おごりがあったのでは?」と思ったが、負けた事で気を引き締めて強さが戻った感じがする。青学時代は終わらない」
などのコメントが寄せられていました。