映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の舞台挨拶に監督・庵野秀明さんが出席。舞台挨拶で同映画についての簡単な経緯と感謝の気持ちを述べたのですが、その中の発言により、長年にわたる同作の〝論争〟に終止符が打たれたようです。
1995年に放映されたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』から約25年、シリーズの完結編となる映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。
『エヴァンゲリオン』シリーズがついに完結することとなり、同作の興行収入も70億円を突破。これについて、庵野さんは「ホントにありがたいんですよ、前作の『Q』を超えて、まぁ70、80(億円)。80ちょっと行ったら、(総監督を務めた)『シン・ゴジラ』を超えてくれるので」とコメント。
続けて「アニメ業界の活性化に良いんですよ」「エヴァってロボットアニメなんですよ」「こんなニッチなロボットアニメで100(億円)目指せるってのはホントにありがたいなと」と発言。すると、主人公・碇シンジを演じた緒方恵美さんは「ロボットアニメだったんですか!?」と驚き。
また、多くのファンからも《エヴァはロボットだったのか…》《これで終わったんだな、なにもかも》《スパロボにも出てるし、今後はロボットアニメってことで!》《今まで散々エヴァファンから『エヴァはロボットじゃない』ってお叱りをいただいてたのに、庵野監督自らロボットアニメって言っててわろた。怒られ損じゃん》《オタクが勝手にいろいろ言ってエヴァはこう!って作り上げてただけだもんな。『作者の人、そこまで考えてないと思うよ』が正しかっただけ》などと、同様の驚きの声が続出。point 230 | 1
作中では「汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン」と呼ばれており、ロボットとは扱われておらず、アニメファンの間では「ロボットアニメではない」という見方をしている人も多かったようです。
《エヴァンゲリオンは正確にはロボットじゃないから》《仮面ライダーをロボって言ってるのと同じようなもん》と主張する人も。
しかし、庵野さんがロボットアニメと断言してしまったため、今まで「ロボットアニメじゃない!」と言っていたファンは”初めて知った…”と戸惑いを隠せないでしょう…。
よって、〝ロボットアニメではない〟という論争は、作者の庵野さんによって終止符が打たようです…。
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