朝の情報番組「ZIP」の金曜パーソナリティーでおなじみの鈴木杏樹さんは、今年でなんと48歳を迎えました。
見た目が非常に若々しい鈴木杏樹さん
二年後には50歳になるとは思えないほどの若々しい美貌を保っています。
先日、徹子の部屋に出演した際、22歳の時の写真が出ていましたが、今と全く変わっていないところが視聴者を驚かせました。
鈴木さんといえば、アラフォー以上であれば「あすなろ白書」でおなじみですが、20歳以上の方であれば「ZIP」または「相棒」に出演している月本幸子として知られています。
見た目が非常に若々しいのでまだ30代後半のイメージがありましたが、鈴木さんが芸能界デビューを果たしたのは、今から31年前でした。
当時、神戸にあるインターナショナルスクールに通っていた鈴木さんは芸能関係者からスカウトされ、歌手を目指すためにイギリスにある音楽学校へ通いました。
帰国子女歌手として下準備が整い、鈴木さんはKAKKOという名義でイギリスでデビューを果たし、ファーストシングルのセールスは最高101位と好調でしたが、セカンドシングルは不調で日本へ帰国しました。
女優業を本格化させた鈴木さん
帰国後は、女優業を本格化させ、「映画みたいな恋したい」「十年愛」、そして鈴木さんを一躍ブレイクのきっかけとなった「あすなろ白書」の東山 星香役で出演し、大人気となり一時期CM女王として世間が認知していました。
その後、「長男の嫁」「コーチ」など世間で話題となったテレビドラマに立てつづけに出演し、女優業として順調にキャリアを積み重ねてきましたが、鈴木さんに大きな転機がやってきました。
1998年に鈴木さんは、腸閉塞にかかってしまいました。
腸閉塞の手術に担当した一人が、山形基夫医師でした。
山形医師とは闘病がきっかけで交際が始まり、手術から数か月後にスピード婚を果たしました。
女優と医師のカップルは世間からすると凄く魅力にあふれているように見えますが、結婚15年後に山形医師は闘病先のアメリカで亡くなってしまいました。
山形医師の死因は、明らかとなっていないですが、亡くなる数年前から内臓に異変を感じており、治療をしてきたそうです。
容体急変の知らせを受けた際は、鈴木さんはなんと金曜日の「ZIP」に出演中でしたが、気丈に生放送を乗り越え、番組終了後旦那さんが待つアメリカへ発ちました。
国際電話口ではお互いをねぎらう言葉を僅かですがかわすことができましたが、山形医師は治療を全うし亡くなりました。
帰国後は、妻として山形医師の通夜にも主として弔問客だけではなく、大勢押しかけていたマスコミにも気丈に対応していました。
通夜には、山形医師の医療関係者及び、ZIPのレギュラーメンバーや鈴木さん夫婦と親交のあった芸能人や関係者が約2000人参列しました。
通夜だけではなく告別式も喪主を務め、机上に振る舞っていました。
鈴木さんの現在の活躍
最愛の旦那さんに「ありがとう」と感謝を告げ、鈴木さんは芸能活動を継続していきました。
長年、司会を務めていた「ミュージックフェア」を2016年3月末を持って卒業しましたが、現在でも「ZIP」「相棒」で活躍の場を見ることができますし、また「ハイジア」を始めとするCMでも多数見かけます。
最愛の旦那さんを亡くされた鈴木さんですが、本当に悲壮感を見せることなく、キラキラと輝いています。
外面だけの美しさだけではなく、内面から出てくる美しさは女性として憧れるところがあります。
歳を重ねるごとに、美しさが増してくるだけではなく、性格の良さも謙虚に表れている女優さんです。
今後も、「相棒」に登場する「花の里」の癒やし系の女将さんや「ZIP」での爽やかな表情と声を視聴者はいつまでも鈴木杏樹さんの活躍を楽しみにしています