11月16日で東京ドームで行われた世界野球「プレミア12」のスーパーラウンドで日本が韓国を破った中、観客席に旭日旗を持った観客がいたとして日韓で否定的な声が起こっています。スポーツの世界で政治的な要素を持ち出すことはもはや恒例行事となっているといっても過言ではありませんが、韓国人は呆れかえっているようです。
プレミア12の日韓戦で旭日旗を持った観客が?
11月16日の世界野球「プレミア12」の日韓戦で、10-8で韓国を破った日本。お互い粘り強い試合を繰り広げていったのですが、そんなライバル同士の対戦を一目見ようと、東京ドームには4万4224人が詰めかけました。さらにそんな厳しい試合となった中でも日本が勝利を収めただけに、ドームではかなりの歓声が沸き起こったことでしょう。
その一方で、あることにも注目が集まりました。それは観客席に映った旭日旗です。写真のように、旭日旗デザインのTシャツを着ている人もいれば、堂々と旗を持っている方もいたようです。スポーツに政治を持ち込む輩が出てくるのはある程度予想していたことですが、東京ドームにもこのような方がいるとは驚きですね。
韓国人「恥ずかしくて仕方ない」
このような事態に対し、韓国メディアでは大きく報道。「もちろん、ある程度は予想されていたことだったが、和合と平和の場所となるスポーツの現場で戦争を起こした主犯たちの旗が見られた」「注目の一戦に水を差した」「恥ずかしい」と問題視しているメディアが多いです。
2020年の東京五輪では、旭日旗の使用を認めており、日本政府もこの旗がこれまでの伝統文化の中で使用されてきたものだと主張していますが、やはりスポーツと政治は切り離せない問題なのかもしれませんね。日韓関係が悪化の一途をたどる中、せめてスポーツでは公平な勝負を願う野球ファンが多いはずなのですが…
まとめ
このように、今回の日韓戦でも観客席から旭日旗を振りかざす人も少なからずともいたようですが、それとは別に、日韓戦の試合は大いに盛り上がったことでしょう。今回の試合で接戦を迎えることになった日韓のチームには拍手を送りたいところですね。11月17日の決勝戦で正式に日本が世界一になったことでダブルでおめでたいニュースとなりました。